県立中央高校 小美玉市張星500
染井吉野 樹齢・・おおよそ40年弱
中央高校は 昭和62年4月01日に開校した学校です。
ここの染井吉野はその時に植えられた桜だと思いますね。苗木が何年物だったか?は分かりませんが、おおよそ樹齢40年弱でしょうか。
葉桜になって日陰を作っている桜ですが、やはり「胴吹き」は起こっていますね。染井吉野の運命とでもいうのでしょうか。
ここは片側は運動場ですが、もう一方はコンクリートで固められた道路です。桜というのは根っこが横に横に伸びますから そんな環境が気の毒ですね。
まだ樹齢的に40年弱ですから、丁寧に手当てをしてあげれば倍の年齢も期待できそうです。
染井吉野の胴吹きは全国的にも問題になっているそうです。
☆彡 胴吹きとは・・
幹や太い枝から直接出る枝のこと。桜の場合老木に多いとされます。
桜は葉っぱからの光合成でエネルギーを蓄えるとされ、老木になるとそれが出来なくなって エネルギーを蓄えようとこのような枝が出てくるとされます。
染井吉野は花が先に咲くために、このような事が起こります。
この胴吹きを切ってしまうと桜がもっと弱ってしまうと書いてあります。
ですからちゃんと知っている方が手当てをしてあげないとならないでしょう。
撮影日・・2024年04月30日