徒然草

つれづれにさまざま書いています。

薬王院の染井吉野・・

         ☆彡 仁王門・・

 

  薬王院  水戸市吉田町682

 

染井吉野

枝垂れ桜

 

染井吉野の古木に出会えました。

枝を伸ばした桜を丁寧に 杖を支えにしています。

太い幹の古木の染井吉野がたくさん見られ、花も満開でした。

雨模様だったのが残念です。

 

 

 

 

古木が故の桜の花の咲き方です。

 

見た目に、美しく見えます、写真にすれば「映え」という感じでしょうね。でも、古木なので幹から直接枝が伸び、花もたくさん咲いています。

「胴吹き」です。

染井吉野も樹齢を重ね古木になると、光合成をする力が落ちてくるといいます。で、幹から直接花を咲かせてエネルギーを蓄えようとします。力を振り絞って、生きている証拠だそうで、なんとなくかわいそうにも思えます。

 

 

 

必死に生きている古木の桜。これらの桜ももっと古木になると、地面に近い幹が空洞になっていきます。地面から栄養が取れなくなってきます。やがて倒れてしまう染井吉野もあるようですが、その空洞化になった地面の根っこから「ひこばえ」が伸びて、命を次世代につないでいく・・と。そういった古木も多々見られます。

長い年月の先にはそのひこばえが大きく育ち、また皆さんに花を咲かせて見せる・・そんな命が受け継がれていく桜です。

 

枝垂れ桜は、満開前でした。紅枝垂れですね。

きれいな境内です。

 

         ☆彡 本堂・・

 

        ☆彡 四脚門・・

 

 

 

 

 

撮影日・・2024年04月07日