☆彡 仁王門・・
枝垂れ桜
染井吉野の古木に出会えました。
枝を伸ばした桜を丁寧に 杖を支えにしています。
太い幹の古木の染井吉野がたくさん見られ、花も満開でした。
雨模様だったのが残念です。
古木が故の桜の花の咲き方です。
見た目に、美しく見えます、写真にすれば「映え」という感じでしょうね。でも、古木なので幹から直接枝が伸び、花もたくさん咲いています。
「胴吹き」です。
染井吉野も樹齢を重ね古木になると、光合成をする力が落ちてくるといいます。で、幹から直接花を咲かせてエネルギーを蓄えようとします。力を振り絞って、生きている証拠だそうで、なんとなくかわいそうにも思えます。
必死に生きている古木の桜。これらの桜ももっと古木になると、地面に近い幹が空洞になっていきます。地面から栄養が取れなくなってきます。やがて倒れてしまう染井吉野もあるようですが、その空洞化になった地面の根っこから「ひこばえ」が伸びて、命を次世代につないでいく・・と。そういった古木も多々見られます。
長い年月の先にはそのひこばえが大きく育ち、また皆さんに花を咲かせて見せる・・そんな命が受け継がれていく桜です。
枝垂れ桜は、満開前でした。紅枝垂れですね。
きれいな境内です。
☆彡 本堂・・
☆彡 四脚門・・
撮影日・・2024年04月07日