徒然草

つれづれにさまざま書いています。

薬王院の三重塔・・

イメージ 1


薬王院の三重塔・・
  桜川市真壁町椎尾3178

標高200メートル、椎尾山の山中にある寺院です。延歴元年(782年)、最仙商人の開山と言われています。
本堂は、市指定文化財薬師如来像が安置されています。
その他、たくさんの文化財があり、彫刻なども大変見事です。

椎尾山のとても静かな中に、たくさんの伽藍があり、また、山の名前にもなっている「シイの木」に囲まれた、緑濃い場所です。


イメージ 2

仁王堂・・
仁王堂から見上げる石段の先の本堂。
昔の石段で、幅も大きく、登るのにはちょっと苦労します・・

門の両脇には立派な仁王像がいるわけですが、修復中とあって、会えませんでした。
その仁王堂の後ろ側の仏。(下)
風神・雷神像・・立派な彫刻です。
イメージ 3
イメージ 4












イメージ 5


薬王院・本堂・・数度の火災にあって、延宝8年の完成。(市指定文化財)

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8











本堂の廊下にはたくさんの仏様がいます・・


イメージ 9


三重塔・・ 県指定文化財。 宝永元年・完成。「桜井安信」棟梁の手による。
(桜井安信は、成田山新勝寺の三重塔を手掛けた名工です)
色彩豊かな装飾建築が見事な塔です。

イメージ 10

















イメージ 11











昔の建築物は、言い表しがたい素晴らしさです・・





イメージ 12
イメージ 13













イメージ 14









境内に紫陽花が咲いていました。






イメージ 15


















イメージ 16

椎尾山は全山スダジイの山だと言われ、樹齢500年の歴史ある木々が見受けられました。
境内にこれほどのシイの木がある・・という事ですから、お山の中にはもっと大きな木があるかもしれません。
薬王院はそのスダジイに囲まれていてとても静か。
厳かな雰囲気です。

イメージ 17

イメージ 18

イメージ 19

仏さまが・・

イメージ 20

イメージ 21

お寺に住み着いているそうです。お参りに行くと、どこからかちゃんとあらわれて、
「こっち・・」というように見ています。
仏さまが見ているのかも…知れませんね。

イメージ 22

帰りに振り返ったら・・大きな草履が見えました。
荘厳な仁王堂。「桜井安信」により、8年遅れて完成。
市指定文化財


イメージ 23


椎尾山の緑の中の薬王院。本堂も仁王堂も、三重塔もとても荘厳で美しく、感動しました。
次々とお参りに来る方がいました。 あの、にゃんこも忙しいでしょうね。


※ 駐車場は、仁王門少し手前にあります。         
   また、石段を登らなくても、横に道があります。

 (本文の説明・・桜川市HPから。)

撮影日・・2017年6月24日

イメージ 24