椎尾山(256メートル)の中腹に鎮座しています薬王院。
たくさんのお堂があり、それらのお堂は椎の木などの大樹に囲まれたように建っています。静かなたたずまいですが、小鳥の声や夏の蝉の声など耳に入ってきて、清々しいです。
今回はその中でも巨大なスダジイなど、ご紹介します。
ラン科セッコク属。
かわいい白い花をいっぱいつけていました。
ご住職のお話ですと・・この薬王院の前が登山道になっているため、この「セッコク」を全部盗んで持って行ってしまったそうです。
お寺では残念に思いましたが、後の祭り・・
こちらのセッコクはその後お寺で植え、「こうなるまでに10年かかりました」と。
いやはや・・・お寺のものを盗むなんて・・そんな輩もいるんですね、残念ですねえ。
県指定の天然記念物・スダジイ 樹齢500年・・
巨大な幹・・人間が入ってしまうほどです。
スダジイは寿命が長いことで知られています。それにしてもすごい!
石工要一の碑・・
境内に、八重桜・普賢像がまだ咲き残っていました。
毘沙門堂・・
境内の一角には、弁天池。
仁王門前の椎の木・・
仁王門と椎の木・・こちらも巨大です。
本来、こちらの仁王門から石の急階段を登り参拝するのがいいそうですが、階段が急なため、横に道があります。
↓ こちらは仁王門に続く、本来の参道のようです。
見るからに急・・今も登って来る方がいるのでしょうか・・
ちなみに、仁王門前の道路は、筑波山男体山への登山道となっています。
椎尾山薬王院に行く途中で見た、筑波山。二つの峰からなるお山ですので、見る角度によっては一つに見えますね。
水田に映ってきれいです。新緑のお山です。
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※ この後、十三塚の北面薬師へと向かいました。続く・・
撮影日・・2022年05月03日