徒然草

つれづれにさまざま書いています。

常陸國總社宮のクスノキ・・

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常陸總社宮の本殿前の大クスノキ
   石岡市総社2丁目8-1

  樹齢・・600年
  樹高・・17メートル
  幹回り・・4メートル

社殿前に、立派なしめ縄を付けたクスノキがいます。
昭和39年の大火災で類焼しました。しかし、その後、幹の周囲から蘇生をし
現在に至っています。 焼け焦げた跡もあって痛々しい姿ですが、
いまは元気に雄々しく、ご神木として立っています。
焼けた・・などと考えると、神が降り立ち 命を与えた・・のかも知れません。


  1300年前、茨城県常陸国と呼ばれていました。その常陸の国の中心にあったのが、
  旧茨城郡、今の石岡市。 茨城の名前はここからきている・・と言われています。
  大変格式の高いお社です。有名な「石岡のおまつり」は、ここから、ささらや幌獅子、山車、
  神輿などが出発します。「国府の神まつり」はずっと続けてきたと言われ、
   「石岡のおまつり」が、それに当たるとされます。
 御祭神・・イザナギノ命 そのほか大勢
 
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焼け焦げた跡が黒くなっています。

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本殿の周りには古い木々が・・
焼ける前はもっと古木があったことでしょう。

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日本武尊の尊・腰掛岩

東方遠征の折、腰を下ろしたと伝わる石です。


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総社宮の絵馬・・
 石岡のおまつりの
幌獅子の勇壮な顔。



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隋神門・・両脇に左大臣・右大臣がいます。
奥は神楽殿。その奥に本殿があります。

行った日には、神楽殿にお雛さまが飾ってありました。
クスノキは緑の葉を茂らせていました。焼けた時は辛かったと思いますが、
いまは、悠久の時を生きています・・


※ 駐車場は鳥居のあたりに少し止められるようです。

撮影日・・2017年2月25日

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