徒然草

つれづれにさまざま書いています。

「子安講」・・で、思う事

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上は、私んちでお祭りした「子安神」です。
まぜご飯・けんちん汁・きんぴらごぼう・刺身こんにゃく・・・
お酒も差し上げました。
 
12月17日は 「子安講」です。
子安講 ・・・既婚の若い女性が集まり、子安神を祭り祈り、安産を祈願すること・・・
この子安講は関東地方に多く見受けられるそうです。
 
二年前から、他にみんなで会食に行く事に決まり 今回も行きました。
ず~~っと昔から、「子安講」として部落で 子安さまをお迎えし、守ってきた神様。
部落に子安さまのお社がある訳ではなく、お掛け軸の神様。
むかしは毎月のようにご婦人たちがあつまり、お線香をあげ、ご飯を上げて・・護ってきました。
 
しかし、一軒一人・・の会員も危ぶまれ、また、そこのお宅に若い嫁がいても、現代は「神」なるものが「???」な時代。
「なにそれ?」「関係ない」「入りたくない」と・・若い既婚女性は入るのを嫌がり、年寄りがたったの13名に。
年寄り・・・まあ、赤ちゃんを産みそうにない婦人ばかり。
 
それでも神様がいますから、むげにはできません。
食事は外でしてきて、 役になった方がお家でお祭りして、次の方に回すことに決まったのです。
神様も・・・これまた大変。(笑・・・)
我が家のようにお嫁さんはいても、ここにはいません。
また嫁不足でいないお家もたくさんあります・・
 
会食の席では、会員が増える可能性はないので、抜ける・・と言う方が数名います。
今後、子安神がどうなっていくかは・・・今後の課題です。
いっそ、お寺にお返しする・・という案もありますが・・
難しい問題です。
 
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一人2700円の会費での会食。
お食事自体はおいしかったですよ。
でも・・・夜わざわざ出かけなくてはならず、話もない・・と言う方もいます。
なかなか年長者の「和」には入りづらい・・・というのも。
今回も一人 抜け、どうするのか・・・来年に持ち越しです。
 
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