徒然草

つれづれにさまざま書いています。

「子安講」に参加して・・

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私の地区の「子安講」に行ってきました。
ここ数年は、近くのお店に行って、お料理を食べながらの談笑です。

子安講・・私が嫁に来た当時より、ずっと以前から、部落に根付いていました。
いわば、女性の集まり・・のようなもの。
赤ちゃんが生まれたりすると、それを祝って拝んだり、月にも拝んだり・・としたようです。
嫁に来た当時は、一年に3回ほど、公民館で拝みました。
それが二回になり、やがて年末のみになって久しい・・
地区の公民館に集まり、お当番のお宅がお寿司を頼み、また、漬物を持ってきてふるまったり。

子安様は掛け軸で、昔、いつの頃からか地区にあった神様です。
お線香をあげて、お子たちの平穏無事を祈って、ご馳走を頂き、談笑しました。


それが数年前に、一気にみなさんが子安講をやめました。
それは・・・若い方が「嫌だ」という事からだったのです。
どんな神様かも知らず、時間ももったいない・・・という事でしょう。
若い方が参加しないので、年々歳をとっていくわけで・・
ついに、来年は、子安様をお返ししよう・・と言う事に決まりました。
40軒近く入っていた「子安講」も、今はたったの12軒・・・
いい機会じゃないか・・と言う事になったわけでして。

神様も 今は信じない時代になった・・と言うことかもしれません。

今年も去年と同じ料亭のご馳走を頂き、ワイワイガヤガヤ・・と、女たちの尽きない話で盛り上がり・・(笑)
とってもおいしく頂きました。 お腹満杯で帰宅しました。(笑)

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「簡素化」・・と言う言葉がありますが、神様のことも簡素化になろうとしています。
子安様も、来年は神社にお帰りになることになりそうです。
ちょっと・・・私的には寂しい気もしますが、もし我が家に若いお嫁さんが来たとして・・・
はたして受け入れてもらえるか・・そんな事も考えて、お返しすることに決めました。
神様も、拝んでも貰えない・・ではお気の毒ですものね。

来年は、心こめて拝み、お返しに上がろうと、そう思っています。


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