「名作のつくりかた」として、どうやって名作が作られるか?・・など名作の出来上がるまでの工程などと共に、その名作を見てきました。
近代美術館に所蔵されている品々だったようです。
中村彝氏「カルピスの包み紙のある静物」など、超有名な絵画も。
中村彝氏 「生物画」の様子・・
更に、何枚何十枚も下絵などを描いた上で、やっと、後に名作となる画が完成するさまなども展示されていて、一枚の絵を描くにしても、大変な努力がいるのだ・・と、さまざま感じました。
巨大な画も・・写真OK!の場所もあります。
菱田春草・「落ち葉」(近代美・所蔵)
私は春草の画が大好きです。彼は惜しくも若くして亡くなってしまった画家です。岡倉天心の元、横山大観らとともに、茨城県五浦で画業に励んだのですが、底知れぬ貧乏と眼病などを患い、東京に越し、4点の「落ち葉」を残しました。
その一点が、こちら。武蔵野の秋の林の木々を描いたものです。
「朦朧体」と言われている、線の無い木々が、何とも素晴らしく、また、葉っぱの一枚一枚が丁寧に描かれ、シジュウカラがいる静かな、優しい画です。
大観も好きですが、春草の優しげな絵が大好きで、彼の画に逢いに今回も行きました。ほかの3点の「落ち葉」も 以前見ましたが、何とも言えない美しさ、静寂さが感じられます・・春草がもっと長く生きていたならば・・と、大観も悔やんだといいますが、まさにそう思います。
館内の様子・・
美術館の玄関前の風景・・
すぐ横が、千波湖です。
ほんのりと、秋の気配・・
イチョウの色づきは 11月です。
茨城県新型コロナ対策・「いばらきアマビエちゃん」
スマホでちゃんと対策しましたよ。(#^.^#)
早く、こういうことしなくて済むようになればいいですね。
日本画はとても心が癒され、とてもいいものです。
以前はよく、東京まで行っていましたが、県内にもすてきな画を見させてくれる美術館はありますので、遠くまで行かなくてもいいですね。特に、近代美術館は近いので好きでよく行きます~~(^_^)/