徒然草

つれづれにさまざま書いています。

「名作のつくりかた」展・近代美術館・・

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茨城県立近代美術館    水戸市千波町東久保666-1

 

「名作のつくりかた」 横山大観 菱田春草 中村彝・・

 

水戸市千波湖畔の近代美術館に行ってきました。

「名作のつくりかた」として、どうやって名作が作られるか?・・など名作の出来上がるまでの工程などと共に、その名作を見てきました。

近代美術館に所蔵されている品々だったようです。

 

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中村彝氏「カルピスの包み紙のある静物」など、超有名な絵画も。

 

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中村彝氏 「生物画」の様子・・

 

更に、何枚何十枚も下絵などを描いた上で、やっと、後に名作となる画が完成するさまなども展示されていて、一枚の絵を描くにしても、大変な努力がいるのだ・・と、さまざま感じました。

 

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巨大な画も・・写真OK!の場所もあります。

 

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菱田春草・「落ち葉」(近代美・所蔵)

私は春草の画が大好きです。彼は惜しくも若くして亡くなってしまった画家です。岡倉天心の元、横山大観らとともに、茨城県五浦で画業に励んだのですが、底知れぬ貧乏と眼病などを患い、東京に越し、4点の「落ち葉」を残しました。

その一点が、こちら。武蔵野の秋の林の木々を描いたものです。

「朦朧体」と言われている、線の無い木々が、何とも素晴らしく、また、葉っぱの一枚一枚が丁寧に描かれ、シジュウカラがいる静かな、優しい画です。

 

大観も好きですが、春草の優しげな絵が大好きで、彼の画に逢いに今回も行きました。ほかの3点の「落ち葉」も 以前見ましたが、何とも言えない美しさ、静寂さが感じられます・・春草がもっと長く生きていたならば・・と、大観も悔やんだといいますが、まさにそう思います。

 

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館内の様子・・

 

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美術館の玄関前の風景・・

 

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すぐ横が、千波湖です。

 

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ほんのりと、秋の気配・・

 

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イチョウの色づきは 11月です。

 

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茨城県新型コロナ対策・「いばらきアマビエちゃん」

スマホでちゃんと対策しましたよ。(#^.^#)

早く、こういうことしなくて済むようになればいいですね。

 

日本画はとても心が癒され、とてもいいものです。

以前はよく、東京まで行っていましたが、県内にもすてきな画を見させてくれる美術館はありますので、遠くまで行かなくてもいいですね。特に、近代美術館は近いので好きでよく行きます~~(^_^)/

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