徒然草

つれづれにさまざま書いています。

ブラザーズ・グリム・・を見て>^_^<

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はるばる一時間かけて TOHOシネマズひたちなかまで行ってきました。
話題の映画「ブラザーズ・グリム」を見てきました~~~~(^○^)
前評判は・・良かったような・・気がするんですが 私的には「いまいち」かなぁ・・・????

かの有名なグリム童話で知られている「グリム兄弟」の知られざる活躍のお話。
「あかずきんちゃん」「ヘンゼルとグレーテル」「ジャックと豆の木
私も知っているたくさんのお話。
小さい頃母に良く聞いたり絵本の中で憧れたりしました。

グリム兄弟はある意味「ペテン師」としてお金を稼いでいます。
でもそんな中 少女が次々いなくなってしまう事件が多発し 「ペテン師」の兄弟が
森の中に住む 大昔の魔女の秘密に迫る事になってしまいます。

ファンタジックな映画で まあそれなりに楽しめましたが・・・
あまりにも兄弟が情けないところがあって・・・
でも実際に人間ですからこんなものかもしれません。
でも彼らも頑張りました。
12人の少女を助けて小さな村を恐怖から解き放ったんですもの。
おとぎ話とはこういうものですねぇ~~~~>^_^<

この映画を見てきての帰り道 車の中で唐突に母の事を思い出しました。
まだ私も弟も小さかった頃 夜になると母や父に物語をねだったものです。
「今日は一寸法師ね!!」とか「シンデレラ~~~」とか・・・
その度には母は疲れていたでしょうに 一緒に寝転んでお話をしてくれました・・・

「早く寝なさい」と、お話が終わると言われましたっけ。
でも、楽しくて寝るなんて出来ません。
弟と一緒になって「もっと。もっと~~~」
すると母は決まって「じゃあ・・とっておきの話ね!」と始まりました。

「むかしむか~~~し・・・・山の奥の奥のずーーっと奥のくら~~い奥に
一人のおばあさんが たった一人で淋し~く暮らしていました。」
私と弟は固唾を飲んで聞き耳を立てます。
「そのおばあさんの髪の毛といったら まっしろ・・シローい着物を着ていました。
あるとき子供が尋ねていきました。おばあさんの後姿がとっても気味の悪かったその子が
<おばあさん・・・>と呼ぶと、<何だ~~~い・・?>とゆっくり振り向いたんだって」

「そうしたらそのおばあさんの笑った口にはね~~歯が一本も無かったんだって!歯無し・・・
はい!<歯無し・・>だから<話>はおしまい!!」ちゃんチャン♪

私と弟で「歯無し・・話」と終わる、いつも決まったお話なのに息を飲んで聞き
いつもだまされちゃったんです~~~
でも子供の時の親の話って 50になっても思い出すものなんですねぇ~~~~