徒然草

つれづれにさまざま書いています。

石岡市真家みたま踊りを見て・・・

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

水戸市の歴史館で企画展があり 行ってきました。
「まつり万華鏡」と題して 茨城の各地方に伝わるお祭りや踊りなど その由来や
その土地土地の風習などを 写真 書物などを展示して紹介していました。
ちょうど見に行った時に 案内の方が 「今から 踊りを講堂でやりますからぜひご覧になってください。」とのこと。
興味もあったし時間もあったので拝見する事にしました。

第一部は 「大津じゃんがら念仏踊り
第二部は 「真家みたま踊り」


まいえみたまおどり
石岡市真家 お祭り

新仏を供養する念仏踊り
 石岡市(旧八郷町真家地区)に伝わる念仏踊り。「真家の盆踊り」ともいわれている。
起源は古く平安時代とされており、不動寺福寿院の僧が、踊って「みたま」の供養をする念仏踊りを広めたことにはじまるとされている。
 真家で生まれたものが花笠・白足袋・草履・手甲姿の行列を組み、
新盆の家をおとずれて踊り供養をする。
行列は踊り手だけでなく、ちょうちん、まとい、びんさざらなどさまざまな
役回りのひとが加わり行われる。県指定無形民俗文化財・国選択無形民俗文化財
     (県のホームページからお借りしました。)

私の友人にこの「真家」地区の人がいて お付き合いをしていますが 私は全く今までこの踊りが行われている事を知りませんでした。
大津港のじゃんがら踊りにしても このみたま踊りにしても 大変古い習わしがあり
それを今も忠実に受け継いで 毎年旧暦のお盆の時期に新盆のお家を回り踊るのだそうです。
とっても感激しました。

今は保存会の方たちが中心になって毎年行っているようです。
ご年配の方から 小学低学年の子たちまで 衣装を見に付けて無心に踊る姿に
思わず涙が出ました。
市町村合併によって昔の馴染んだ名前が消えていく中 こうした地区の皆さんによって
昔からの風習が 子供たちに受け継がれていくなんて・・
とってもいいものを拝見しました。