
巌船夕照(いわふねのせきしょう)・・(水戸八景)
徳川斉昭公が、夕陽に照らされる川などを見つめて時間を過ごしたもの・・と思われます。
涸沼川の彼方に沈む夕陽・・さぞ、美しいものでしょう。
対岸は那珂湊市。 今、木々が生い茂って全体は見えませんが、
斉昭公の時代には、さぞ素晴らしい風景が望めた事でしょう・・
筑波山あなたはくれて岩船に
日影ぞ残る岸のもみち葉 烈公
日影ぞ残る岸のもみち葉 烈公




車の置く場所は、願入寺がよさそうです。

願入寺の山門。
江戸時代前期までは、大洗の外にありました。
徳川光圀公が藩主を務めたときにこの大洗に移されたと。
御本尊・・阿弥陀如来立像
そのほかにも、県指定文化財をたくさん保管していると言われています。

本堂・・
東日本大震災で傷み、
いまだ復興中で、中には入れません。

やすらぎの鐘
東日本一の大きさと言われています。

水戸八景とは・・
「湘湘八景」にならったものと言われています。
現在残されている「碑」はすべて当時のもので、文字は斉昭公直筆です。
一巡するとおよそ30里。昔の事ですから、一日では、到底無理でしょう。

注・・常陸太田方面には遠くてなかなか行けません。
機会があれば・・と思う次第です。
