河和田の地は昔、鹿島灘で作られた塩を吉田神社辺りを経由し、下野(栃木)方面に運んだ「塩の道」の経路にあたっていたと言われます。そのため、人の往来があったとされます。
その昔、八幡太郎義家が陸奥の国に向かう途中、吉田神社に立ち寄り武運を祈ったとされます。その後、無事任務を果たした帰路、軍配団扇を奉納したと言われ、現在も大切に保存されているそうです。
http://mitoaoi-lc.org/tanbou_s.php?cno=9
ぶらり水戸探訪HPより、お借りしました。詳しく載っています。
またこちらは、「河和田八景」に指定されています。
河和田八景・・水戸藩主徳川斉昭公の定めた「水戸八景」に模して 天保13年ごろ制定されたとされます。
吉田神社はこんもりとした木々の中にあり、大きな杉などに囲まれた場所。
昔はもっと、鬱蒼としていたのでしょう・・
御本殿・・
立派な狛犬が護っています。
狛犬は、架空の守護獣です。口を開いた「阿像」、口を閉じた「吽(うん)象」一対。仏を護るという、お役目があるとされます。
こちらの像は、とてもかっこいいです。
樹齢300年のモミ。神社に「モミ」とは、目面しいですね。御神木。
市指定保存樹。
水戸市民センターの桜を見に行ったときに立ち寄りました。
横には大きな道があり まっすぐ行くと水戸市内ですが、鬱蒼とした森の中はとても静かで「森の中を流れる風は晴嵐そのものである」とした河和田八景のひとつにふさわしい神社であろうと感じました。
河和田八景・・http://www1.plala.or.jp/papa/hakkei.htm
撮影日・・2019年11月中旬