徒然草

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広浦の秋の月・・(水戸八景)

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広浦の秋月と筑波山・・
  茨城町下石崎

涸沼(ひぬま)の景勝地です。北岸の突き出たあたり、広浦と言う地名です。
涸沼の広大な水面と、遠くに見える筑波山がとてもきれいな所。
松の木があり、静かな水面には水鳥が遊んでいました。
「茨城景観百景」及び「水戸八景」に指定されています。


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大杉神社・・

湖岸に向いている神社です。
毎年夏に「あんば祭り」と言う、お田植祭が有名。
湖面に船を浮かべ、おかめ、ひょっとこ、キツネなどの踊りをその舞台上で披露する・・と言うお祭りなそうです。
とても賑やかで、一度拝見したいものです。

行った日は静かなお宮でした。
水面には水鳥が遊び、神様も
のんびり~~となさっていそうな気がします。

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「茨城百景」の碑がありました。


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大杉神社の赤い鳥居・・
遠くに見えているのが、涸沼の向こうの筑波のお山です。


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「水戸八景」の碑。

「広浦秋月」
徳川斉昭公ゆかりの地です。

斉昭公が藩政を行っていた当時は、決して平穏ではなかったのです。水戸藩は大揺れでした。
その、気を張った中にも 一瞬の煩わしさを癒すことが、烈公の楽しみだったことでしょう。


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また、水戸八景を藩士たちにも勧めたと言われています。
斉昭公の「聡明さ」の分かる
そんな水戸八景の一つです。

大空のかけをうつして
   ひろ浦の
 なみ間をわたる
  月そさやけき  烈公


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ここから眺める「秋の名月」と、紫峰筑波山
この日は名月は見えませんでしたが、遠くの筑波さんの山並みがきれいでした。
斉昭公の時代を思わせる、風景です。

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水戸八景・・水戸藩第九代藩主・徳川斉昭公が 「八景」になぞらえて藩の景勝地を選んだものです。
ここは「広浦の秋月」として知られています。



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