雲の上まで
昨日の「左近の桜」のほかに、境内には数本の山桜があって、それぞれ趣きがあります。建物横の山桜。こちらは、左近の桜ほどは咲いていませんでしたが、それでも花が見られました。左近とは別の種類のようです。
足元には「妙霞台の桜碑」があります。
「天さかるひなにはあれとさくらばな雲の上までさき匂はなん」
https://sakuraibaraki.localinfo.jp/posts/6738470?categoryIds=1199374
「妙霞台の桜碑」
こちらは、弘道館後ろ方面の山桜。主幹は折れてなくなっていますが、たくさんの花を咲かせていました。
正門前の山桜は、この日は全く咲いていませんでした。残念・・
今年も、弘道館の左近の桜をはじめとする山桜を見られてうれしかったです。
弘道館、横から・・右手が正面、左近の桜が見えています。
※ 弘道館は、日本最大規模の藩校、いわば、江戸時代の総合的な大学。
水戸藩、第9代藩主徳川斉昭公が開設した藩校です。あの、最後の将軍の徳川慶喜公は、幼少期をこの弘道館で学んだとされ、大政奉還後、ここで謹慎したとされています。慶喜公は斉昭公のお子です。 (弘道館HPより)
弘道館横の三の丸小学校に咲く枝垂れ桜。
三の丸辺りをゆっくり散策すれば、もっとたくさんの桜に出会えるでしょうね。
撮影日・・2020年03月26日