偕楽園「左近の桜」・夏
江戸時代の天保13年(1842)水戸藩九代藩主の徳川斉昭公によって
領民の憩いの場所として造られた公園です。
梅の庭園として最も有名ですが、園内には孟宗竹林や、泉の湧き出る吐玉泉
など等があって、楽しめます。
好文亭は三階建の奥御殿。斉昭公が自ら手掛けたとされます。
三階からの眺めは格別で園内はもちろん、千波湖の風景も眺められる趣のある場所です。
好文亭の前に立派な山桜があり、「左近の桜」です。
左近の桜は、斉昭公の下に京より吉子女王が降下された折に、仁孝天皇から
下賜された桜です。しかし、その桜は枯死してしまい、
昭和38年、茨城県が宮内庁より京都御所、左近の桜の子孫樹(樹齢7年)を
詳しい記事は・・
茨城県の桜
https://sakuraibaraki.localinfo.jp/posts/6738484?categoryIds=1199374
夏の左近の桜は 葉っぱが大変多く茂り とても涼やかです。
偕楽園の好文亭前に堂々と立っています。春の花盛りはもちろん、夏の桜も
見ごたえがあってすてきです。