徒然草

つれづれにさまざま書いています。

「王妃の館」 上下巻

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「王妃の館」 (シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ)  浅田次郎・著

水谷豊さん主演・映画化。
来春 G・W公開予定・・

フランス・パリ。ヴォージュ広場にたたずむ、ルイ14世が寵姫のために立てたと言われる、
「王妃の館」(シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ)。
パリ随一の敷居の高さを誇る、」超高級ホテルである。
もちろん、一見の客はお呼びではない。

倒産寸前の旅行代理店が企画した、前代未聞のツアーが。
一組は、パリ10日間で、149万8千円のツアー。
もう一組は たったの19万8千円・・
ツアー客を募ると、片方は「150万もして高い!」と言い、
片方も、「パリで今時、20万は高い!」・・・と言う。
でも、「よくお考えになって」 と、ツアーを企画した 朝霞玲子は言い放った。
「あの、最高級ホテルであります、シャトー・ドゥ・ラ・レーヌに泊まれますのよ」


しかし、この企画した二つのツアーには、旅行代理店の策略があった。
150万を支払うツアーメンバーを「光・ポジ」
20万の方は「影・ネガ」
同じ日程で企画し、客室を昼と夜とで、ダブル・ブッキングする・・と言うもの。
しかも、同じ部屋を使うけれど、「光」と「影」のメンバーは、絶対に出会わない・・
よくよく考えた、最強のツアー・・・のはずであった・・・

現地に到着したそれぞれのメンバーたちは、ドタバタ・・を繰り返し、
ニアミスも繰り返す。
そして・・・ついに、ツアー客に、二重売りが バレそうになって・・




水谷豊さん主演の映画だと聞き、 昔読んだ「王妃の館」を、いま読み返しています。
豊さんが演じるのは 「北白川右京」・ベストセラー作家
長編小説「ヴェルサイユの百合」執筆のための、隠密旅行で、編集者と共に、150万円のツアーに参加します。

その他、「光」と「影」の個性豊かなメンバーが出演。
同じ「右京」ですが、 こちらは、コメディーなんですよね。
どんな「北白川右京」を演じてくれるか、とても楽しみです。

また、「王妃の館」と呼ばれている、豪華な館や、パリの街並みも楽しみの一つです。

テレビドラマ「相棒」も始まり、 嬉しい限りです。



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