土浦市の商店街のお雛まつりを見てきました。
市内の駅前から、亀城公園へと続く街道、そして枝分かれした地域に
昔ながらのお雛さまが飾ってあります。
特に中心的な会場は・・・ 真ん中へんにある、土浦まちかど蔵「大徳」「野村」さんです。
大きな店舗と、横には大きな蔵が・・・
大徳の創業は江戸時代後期(宝暦13年)。
初代大国屋徳兵衛が土浦中城にて衣類業として開業以来
明治、大正、昭和、平成と時代を経ているそうです。
このお店の中に大変立派な雛が・・・残念ながらお写真は撮れませんでした・・
「古今雛」という、江戸時代のお雛さま・・とても素晴らしかったです。
御殿飾り雛・・ 江戸時代に、上方で流行した雛飾り。
大きな御殿の中のお雛さま・・・ 今までたくさんのものを見てきたんでしょうねえ・・・
とっても大きなりっぱな内裏雛・・・・一抱えもあります。
やっぱり、大きな商家だからこそ・・・なんでしょうか。
お茶をご馳走になりました。
土浦は もともと城下町でした。
江戸時代に、土浦藩主として最も長期にわたって土浦地方を支配したのが土屋氏です。
土浦土屋家二代政直は綱吉以降四人の将軍に仕え、老中在任期間は30年余に及び、
関西や東北の飛地分も含めて9万5千石を領有しました。
慶長9年には、江戸と水戸を結ぶ水戸街道が土浦の町の中に通されました。
年貢米や醤油・油・木材などを積んだ船が、53里(約212キロ)をおよそ二泊三日かけて航行していました。
土浦は、江戸時代に基礎が築かれ、発展を遂げた街と言えます。
土浦市のHPから・・
ですから、大変古い家屋が点在しています。
保立(ほたて)食堂・・
土浦中城通り
すごいですねえ・・
明治2年創業です。
現在の人気メニューは、「天ぷら定食」と「天丼」・・
だそうですよ。
店蔵と袖蔵が嘉永2年(1849)、元蔵が慶応年間(1865~67)に建てられた建物。
構造は土蔵で屋根は瓦葺、開口部は観音扉を用いるなど防火を意識所が随所に見られます
大震災後 まだ修理が出来ていません・・・
こうした建物を見て歩くだけでも・・・いいものです。
なんとなく・・・優しい気持ちになれます・・・昭和を感じてきました。
中城通りのお雛さま・・・享保雛です。 今では珍しいものです・・
とてもいいお顔をしています・・・・
江戸時代中期,享保ごろより大流行しました。
面長で能面風のおもざし,錦や金襴を使った華やかな着物で,江戸の町方で好まれたとか。
ちゃんとガラスのケースに厳重に入れられていました。
ずっと保存していってほしい雛です・・・
土浦も、郊外に大型ショッピングセンターが出来たり、市内には駐車スペースが少ないためか・・
シャッターの降りているお店がいっぱいあます。
また、駅前の、イトーヨーカドーも…撤退してしまいました・・・☆
なんか・・・・非常に残念ですねえ・・・・ (。・ω・。)ノ~☆