徒然草

つれづれにさまざま書いています。

五浦の美術館にて

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久々に 天心記念五浦美術館に行ってきました。
朝のうち曇っていましたが 雲もとれて 広大な海もきれいに見えました。

今回の展覧会は 「異国の情景」明治から大正になると 海外に行く交通の便も良くなり
(とはいっても今とは比べ物にはならない)たくさんの画家達が海を越え
ヨーロッパ アメリカ アジア・・へと旅立った。

その彼らが描いた外国の風景は 旅情にあふれていました。
きびしい生活の中から こうして絵の題材を求めて遠くまで旅をしたんですね。
いい画は 私たちの心に響きます・・

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五浦といえば 日本美術院の発祥の地。
「茶の本」で有名な かの岡倉天心が開いた美術院、
更に彼が生活した海、そして 名だたる画家達の足跡。
貧困と戦った画家の苦悩もきざまれています・・

私の大好きな、菱田春草 大観らも この海を見つめたのです。

美術館の周りには 天心の書が刻まれています。
その中の一句を写し取ってきました。

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