午前中、実家のお墓参りに行ってきました。
もうすでに、実家のお嫁さんが来たと見え、お花が飾ってありました。
結構次々と、お墓掃除やお参りに来ている方がいました。
実家のお墓は、共同墓地。
草取りはかかりの方がやってくれますから、楽なようです。
実家の地区は、戦後すぐに開拓者入植の方々が、苦労して開拓、開墾した地域で、この墓地も最初はそのはじめて入植した方々用の墓地でした。
始めは80数軒だったけれど、だんだん軒数も増えて、いまはかなり広くなっています。
開拓をし、畑や陸田にして、苦労した一世の方々。
それでも、代が引き継がれてくると、ここに住まなくなる・・等の方もいるようです。これも時代の波でしょうか・・
父も母も苦労して苦労して大きな田畑を手に入れました。
父は60歳で病気で亡くなり、たった一人の弟は、何を思ったものか、唐突に天国に行ってしまった、50歳でした。
その分母は長生きをした方で、90を超えました。
ほんとうに、私より4つも下の弟の事が、いつも頭の中にあって、
生きていれば、あれやこれやと、笑って話せたものを・・・と。
これも、運命でしょうから仕方ありません。
父も病気で、たった一年でこの世からいなくなって、母は、ずっと泣き暮らしていました。実に仲良し夫婦だったのでしょう。
たった一つ良かったことは、父は生きているうちに初孫を、抱けた・・ってこと。内孫は可愛いと言いますが、寡黙な父でしたが、孫を抱いているその姿は、とても幸せそうでした。
かわいそうだったのは、母です。
これから楽ができる・・と言う時に、夫を亡くし、更に息子を突然亡くしたわけで、そこらあたりから、認知症があっという間に進みました。
そんなこんなで、実家とは縁遠くなりそうでしたが、弟のお嫁さんが良くしてくれて、「お姉さん」と、いつも気にしてくれます。
年月が流れ、弟の娘、3人とも結婚して孫もいます。
そういった姿を見るにつけ、「生きていればよかったのに・・」と、お墓でちょっと愚痴ってみたりします。
我が家の、白カノコユリが咲いています。
真っ白いきれいな花ですね~~~
フウセンカズラも、実が実っています。
この風船の中に、きっちり、三個の種が入っています~~
小さな小さな花も咲いています。
よそ様の栗です。
もうこんなに大きく育っています。
この栗が食べられるようになるころは、結構涼しくなっていますね。
我が家でも明日は 座敷に、「盆棚」を作ります。
義父ちゃん・義母ちゃん、ご先祖さま、そして我が家にゆかりのあるお客人。
みなさん、帰る日を楽しみにしているでしょうか。
もうすぐですね。(#^.^#)