西蓮寺は天台宗の寺院。延暦元年(783年)桓武天皇の勅使により最澄の弟子、最仙上人が開山したと伝えられ常陸の高野山と言われています。 (立て看板より)
本堂の前には、立派な銀杏の木が二本あって、12月になると大きな木全体が金色に染まり、それはそれは見事で、いつまでも見ていても飽きないほどです。
一号株・二号株として親しまれ、多くのカメラマンの被写体になっています。
本堂前の「一号株」 樹齢1000年以上
茨城県指定天然記念物 幹回り・6メートル
樹高・25メートル
明治16年火災で幹が焼け細くなってしまった。開山最仙上人の「御杖銀杏」と呼ばれています。細くなったとはいえ、圧巻の見ごたえ。大きな気根、俗に「乳」と呼ばれるものが、数多くあり、まだまだとても旺盛なイチョウです。(立て看板より)
手前が一号株、奥が二号株です。
「二号株」 樹齢1000年以上
茨城県指定天然記念物 幹回り・8メートル
樹高・27メートル
大正6年の台風で幹の中途が折れたが、イチョウとして優れた樹相をしています。
ちなみに、二株とも雄株で実はつけません。(立て看板より)
同じ境内にあっても、毎年、二号株の方が黄葉が遅く、行った日もこちらはまだまだ青い葉っぱの方が多かったです。 どうしてでっしょうかねえ。(#^.^#)
西蓮寺の仁王門。国指定重要文化財。
茨城県の紅葉は、何と言っても「奥久慈の山々辺りから」始まります。袋田の滝あたりの紅葉もすばらしいです。その後だんだん平地が染まってきて、水戸当たり、偕楽園公園、もみじ谷が染まると、そろそろこちらの西蓮寺の大イチョウが黄金色に染まって来ます。10月から12月・・と、長い間楽しめる、茨城県の紅葉・黄葉。
私も、近い場所しか行きませんでしたが、大イチョウで今年の紅葉は終わりました。
いつもたくさんの写真をご覧いただき、大変ありがとうございました。(#^.^#)
撮影日・・2020年12月上旬