徒然草

つれづれにさまざま書いています。

西蓮寺の大イチョウ・二号株②

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   西蓮寺   行方市西蓮寺504

 

イチョウ・二号株    樹齢・・1000年以上

             幹回り・・約8メートル

             樹高・・27メートル

 

 

  大正6年(1917)台風によって幹の中途が折れましたが、イチョウとして優れた樹相をしています。

老樹の特徴として、「チチ」と呼ばれる気根が多数あります。

一号株ともども雄株なので実はつけません。(立て看板より)

 

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株の前にはお稲荷さま。

火災で焼けた一号株よりも 幹回りが太く背も高いですね。

奥にあるせいか、二号株の方が黄葉が毎年遅いです。今年はかなりまだ緑色でした。

あと、1週間かしら。

 

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 台風で幹が折れた場所も分かります。

やはり、「チチ」と呼ばれる気根があります。

 

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   一号株横にある「相輪塔」・・国指定重要文化財

 

高さ・・9.16メートル。

 全体で 錫杖(しゃくじょう)型をしています。

弘安の役の戦勝を記念し、弘安10年(1287)に西蓮寺中興の慶弁阿闍梨あじゃり)が建てたとされます。(立て看板より)

 

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幾つものお堂があります。紅葉がきれいです。

 

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  山茶花のお花・・・

 

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   仁王門・・国指定重要文化財

 

西蓮寺・・天台宗

     延歴元年(782)の創建で数々の文化財を持っています。

仁王門・・室町末期の天文12年(1543)の建立。

 

 

春は多くの桜、秋初めの彼岸花、そして晩秋の大イチョウ・・一年中参拝の方々と共に、花の絶えない寺院でもあります。

我が家からは車でちょうど1時間ほど。一年に3回は訪れる寺院です。

今年も大イチョウを見る事が出来、幸せです。

 

 

 

撮影日・・2021年11月28日

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