先日。「第22回水戸桜川千本桜プロジェクト例会」に参加してきました。
私はプロジェクトのメンバーではありませんが、長男の敬愛する方が「偕楽園の左近の桜」を題材にしたお話をされる・・ということで、お願いして聞きに行くことにしました。
ご存知のように、偕楽園の左近の桜は、台風の大風で根元から倒れてしまって、本当に皆さん、大変なショックと、悲しみだったようです。
その後、山桜を植える、植えない・・で大変なことになり・・
千本桜プロジェクトの方々をはじめ、たくさんの方は、歴史から考えて左近の桜は偕楽園には無くてはならないもの・・と考えています。
あれから、県でも動きがあり、また、プロジェクトの稲葉先生という方の尽力もあり、宮内庁から桜を頂ける・・らしいことが分かりました。
そんなこんなのお話は、大変興味があり、「なぜ、偕楽園に左近の桜が必要なのか」を歴史観点から説明されて、よーく分かった次第です。
ただ、山桜があったわけではなく、徳川斉昭公に嫁いだ「吉子夫人」との深いかかわりがあること・・等など、分かりやすく聞けました。
大変勉強になった次第です。
稲葉先生・・水戸桜川千本桜プロジェクトのリーダーでもあり、学校の先生でもあります。熱のこもったお話でした。
また、この会には、樹木医さんも出席され、「桜の管理保護」などのお話を聞くことができました。この方は、全国区で活躍されていらっしゃるスーパー樹木医さんだそうです!
※ 「クビアカツヤカミキリ」は桜を枯らす害虫。首のところが赤いので分かるそうです。これを見つけたらすぐに殺処分する・・等、貴重なお話も。
長男は、「発表!茨城一本桜番付 平成春場所 完全版」の発表を。
毎年撮りためた一本桜などを番付にした完全版。平成の我が茨城県の桜たち。
桜は・・10年と言えません。平成でも、倒れてしまったり、折れてしまったりしました。令和になって左近の桜のような事も、これからは起きると考えます。
それは、地球温暖化や、自然災害など等、今後はかなりあるような話から考えることです。令和になってのこれからの10年、果たして平成の桜たちはどうなっていくのかを、見守っていくのも、長男のこれからの仕事なのでしょう。
※ あくまでも趣味の範囲で行っています。
※ 「平成春場所完全版」は後ほど、UPいたします。(#^.^#)
水戸生涯学習センターは、以前は水戸県庁庁舎でした。
古い建物で、見る価値があります。良く映画の撮影場所ともなりますよ。
㐂久水・・水戸市大工町1丁目3-6
例会が終わってから、稲葉先生たちとお食事に。名の知れた方々とお食事は気が引けましたが・・(笑) みなさんとてもお話上手で優しい方々で、そこでも勉強になった私です。ご飯もおいしかった!! ごちそうさまでしたあ。(#^.^#)
年々 気候が変わってきて、桜たちにも害があるかもしれません。
大変悲しいことですが、一方で、こうして「護って行こう!」と努力する人々がいる・・っていう事、これが桜にとって幸せなことなのですね。
頑張って行っていただきたいな・・と、しみじみ思いました。
今回、お話を聞けて大変うれしかった私です。
頂いてしまった。私なんて何もしていないのに。とても嬉しかったです。(#^.^#)