初冬の今ごろと、春4月にと、二度花を見る事ができます。
花の少ない今の季節に、小さな花弁の桜を見る事が出来るのは、嬉しいものです。
ほとんどは、一重咲き、まれに八重もあるようです。
冬の開花よりも、春の開花の方が、花数が多いのも、特徴です。
こちらは、表門。
本来は、この表門から入るのがいいと言われます。
斉昭公はこちらから入り、竹林を抜けて、好文亭にと通ったそうです。
(11月から偕楽園は有料になりました。左手に料金所新設)
表門手前の「十月桜」です。
その名のように10月になると、ちらほら・・と咲きはじめ、11月には結構な花が開きます。
八重桜です。白から、薄いピンク色になって、とてもきれいです。
左近の桜が倒れて、好文亭前が淋しくなっちゃいました・・
代継ぎの桜を、植えない・・とか、いや、植えよう・・とか いろいろの意見があるようですが、斉昭公の正室・吉子女王が愛した桜でもあるわけですから、(その桜は枯死)、山桜は偕楽園には無くてはならないもの・・と考えますね。
代継ぎの桜が花を咲かせるのを楽しみに待っていましょう。