表門・・
四季折々楽しめる広大な公園です。
その「表門」の前に咲いているのが「10月桜」です。
観光のお客さまや、県内の方々の入る門が、東側にあり、奥の表門には、あまり来ないようです、それで、桜の存在も知らない方が多いような気もします。
この公園を造園した「徳川斉昭公」は、この表門から偕楽園に入りました、正式な門となっています。
10月半ばにもなると、十月桜が開花し始めます。
八重咲きで、これから冬中ちらほらと咲いています。春、そこここの桜が咲くころにも、花を咲かせます。
桜の時期ではない今、この花を見ますと、何ともかわいらしく、その楚々とした趣きがすてきです。優しげなお花をぜひ見て頂きたいですね。
杉の木々の中を通る道は、表門から入るとまっすぐ伸びています。
斉昭公はこの杉の中を通って、好文亭に行かれたと言います。「陰」から「陽」へ・・それを好まれたようですよ。
秋はとても静かな雰囲気です。
撮影日・・2021年10月15日