
水戸八景・青柳夜雨
(あおやぎのよるのあめ)
那珂川のすぐ横、大きな一本のしだれ柳の木の根方に 石碑があります。
「夜」の字が古典文字になっています。
那珂川の氾濫で大変だったこの地域、
堤防が高くなり橋も架け替えられて、昔の面影はなさそうです。
また、那珂川は水運で活気づいていた・・と言います。
当時を忍ぶ斉昭公直筆の石が
何となく哀愁を帯びています・・
柳の木のすぐ向こう側が、那珂川です。





青柳夜雨の石碑の前側に
「鹿島香取神社がありました。
水運の無事などを参拝したのでしょうか・・



穏やかに流れる那珂川・・
一昔前までは大氾濫をを引き起こした川。
堤防ができ、水門ができ、氾濫は無くなりましたが、昔の風情は失われたようです。
下・・新万世(よろずよ)橋。
手前側に 「青柳夜雨」の柳と石碑が、奥は水戸市内です。
水戸芸術館の塔が見えています。

水戸八景とは・・
「湘湘八景」にならったものと言われています。
現在残されている「碑」はすべて当時のもので、文字は斉昭公直筆です。
一巡するとおよそ30里。昔の事ですから、一日では、到底無理でしょう。

