土浦市のお雛まつりは第八回です。
城下町。
かつて、土浦城と呼ばれるお城もあった
静かな街です。
お雛まつりといえば、茨城では真壁の雛まつりが有名ですが、今は各地域で工夫を凝らした雛祭りが開催されていますね。
土浦もその一つかと思います~~
平日のある日お雛さまに逢いに行ってきました。(*^_^*)
土浦市のメインストリートをいったところに、「まちかど蔵 大徳」という古い蔵があって、
そこにはたくさんのお雛さまが飾ってあります。
大きな店ですから、古いお雛さまがあるんですねえ。
これは「御殿飾り雛」。 内裏雛は御殿の中にいます。
お雛さまは関西・関東で違ったようです。
主に、御殿雛は関西で流行ったとか。
でもこうしたお雛飾りは裕福な武家のお屋敷や商家などで飾り付けられたようです。
江戸末期から明治・大正・・・と時代が変わって来るうちに、現代の様な段飾りの
お雛さまが主流になってきたと言います。
いずれにしても、この御殿飾りのお雛さまは今では珍しいですね。
御殿の一つ一つを組み立てなければならず・・・気が遠くなるような気もします。(笑・・・)
やさしい空気が流れていましたよ。
こちらは「創作雛」。
土浦市のシンボルの「キララちゃん」
そして、なんと今年の干支の
「龍」のお雛さま・・
またまた、その生産量日本一の
「レンコン」のお雛さま・・・・
いやはや、びっくりするほどの出来ばえ
ですねえ~~~
こうした創作雛は グループで作ったと言います。
そして今はどこでも見られる「つるし雛」もいっぱい飾ってありましたよ。
レンコンさん・・・(笑・・・)
土浦市の郊外に行くと
一面のレンコンの田んぼが。
夏前から花が咲きだし、それは風情があります。
主にお正月用に出荷されているようです。
レンコンって、繊維質でとってもおいしいですね。
数年前に行った時はとても古い「古今雛」などが飾ってあり、目を見張りました。
今回は飾って無くてとっても残念でした。。.。:+*(>ω<。)*+:。.。
上のお雛さまはとても大きなもので、正面入った所に置いてありました。
お人形が一抱えもあるような大きさ。
さすが、老舗のお宝ですね~~~~♪
せっかく土浦まで行きましたから、
「亀城公園」にも寄ってきました。
残念だったのは公園の中が工事中で
本丸などが見られなかったこと。
桜の時期に来るといいと思います。
土浦市の歴史のシンボル、亀城公園。
柳の木、梅、そして桜の木々・・
春を待っていましたよ。(*^_^*)
土浦は度々水害に遭っているが、その際にも水没することがなく、水に浮かぶ亀の甲羅のように見えたことから亀城(きじょう)と呼ばれています。
茨城県指定史跡第1号。
聖徳太子堂・・
土浦市の名刺により建てられたお堂です。
中には太子の像がおられるようです。
公園にほど近い奥に「大日堂」が・・
静かに立っていました・・・お地蔵様です。
「まちかど蔵」以外にも、通りや奥まったところに、お雛さまが飾ってあります。
平日だったためか、あまりお客様もなく、ちょっと寂しい日でした。
土浦市もよそと同じに「空洞化」が叫ばれています、残念な気もしますね。