桜と講談の会 日向ひまわりさんを迎えて
水戸市「とう粋庵」にて
もう恒例になっています「桜と講談の会」が開かれ、長男に誘われて行ってきました。水戸仙波湖畔にありますとう粋庵さんが会場でした。
今回は、講談師の「日向ひまわり」さんの講談がメインで、その後お食事がありました。講談もすごく楽しみでした、滅多に生で拝見する事なんて無いですもん。そして、お食事も期待が高まりました。とう粋庵さんの力作は見てもきれいで食べてもおいしい、という、いわば名作品です。
会場の広間には 咲き誇った桜が添えられていてびっくり!
とう粋庵さんによると、「咲かせるのが大変」だったそうです。ピンク色がとてもかわいい桜に迎えられました。
☆彡 おかめ桜です。ピンク色の小さめの花がかわいらしい・・
長男は主催者側なので早く行きました。会場はこんな感じに。テーブルのおかめ桜が際立っていました。昼の部は定員50名、満席でした~(*^-^*) 夜の部も満席だったらしいです。
ひまわりさんの横にも桜の木が。右手が「陽光」 左手が「おかめ桜」です。
ひまわりさんの講談の原稿を書かれた先生です。
「水戸左近桜譚(ものがたり)」 斉昭公、その夫人の吉子女王、慶喜公、そして一本の桜、それが「左近桜」です。
いよいよひまわりさんの講談が始まりました。
おおよそ40分、彼女の講談にみんな引き寄せられました~
最後の将軍となられた慶喜公の生まれたときからずっとこの左近桜がありました。当時は母親の吉子女王とは生まれたときから別に暮らし、吉子女王が斉昭公に嫁ぐとき 京都御所紫宸殿の前庭にあった左近桜を株分けし、天皇が持たせてくれたその子孫樹を 母だと思い少年期 そして青年期・・と ずっと過ごしました。
一本の桜と慶喜公の 波乱に満ちた人生を ひまわりさんが素晴らしい声で演じてくれました。 慶喜公はこうだったんだ・・と、涙が出ました。
とう粋庵さんの計らいで、すべてが「桜」でした~(*^-^*)
お食事です~🎵
何とも晴れやかでかわいらしいお昼でした! 桜とともに頂き、周りの方々ともお話しでき 久々に嬉しい時間となりました。ミニ鍋の方は お肉や野菜の中に、梅干しが添えられていてさっぱりと頂きました。
「食べているときは無言だわね」といつも親切にしてくださる方と笑い合いました。
お酒はノンアルコール。デザートは「いちごみるく」。
お着物の方がたくさんいました。いや~講談の会とはそうかあ・・みたいな。(笑)皆さんとてもきれいでしたね~^^
最後に「徳川将軍珈琲」です。これが名物なんですね。これがまた慶喜公との「縁」のある珈琲だそうで。ほろ苦いとっても美味しい味でした。
☆彡 水戸に行ったら訪ねたいコーヒー・・
今回で、ひまわりさんの講談は3回目、長男が桜関係のことをしていて 巡り合ったご縁です。とても素敵で気さくなひまわりさんとの時間、大切な時間でした。
また いつも親切にしてくれる方もいて、ほっこり・・な、そんな嬉しい時間。あっというまでした。
幸せでした・・( *´艸`)
☆彡 最後に慶喜公の和歌を一句・・
「山桜 さきもさかずも大君の
春の心に われはまかせん」
大政奉還を成し遂げ、謹慎生活を長くされた慶喜公、その時に詠んだ和歌です。
講談参加日・・2024年03月10日