櫻花公園 鹿嶋市光
神之池神雷桜 八分咲き
太平洋戦争末期に、海軍航空隊神乃池基地が開設、特攻兵器「櫻花(おうか)」の訓練が行われました。
その当時の掩体壕(えんたいごう)が残されており、復元された「櫻花」が展示されています。
桜の咲く春、再び立ち寄りました。
「櫻花」という機体は 車輪が無く、母機に吊るされて敵地に向かい、目標物があるとそこで人間が乗り込み、人間もろとも敵地に落とされる・・という、いわば人間魚雷のような。
そんなあまりにも過酷な悲惨な戦争というものを もう今後二度と起こさないようにするべきですね。
生き残った方々が 冥福を祈り「桜花」を展示し、掩体壕の周りに「神雷桜」を植えました。たくさんの桜が咲き誇る春は 亡くなった勇敢な若者をしのび その花も悲しげな・・そんな風景です・・
掩体壕です。少し以前まではたくさん残されていましたがいまはほとんど無くなっています。(戦中 戦闘機を隠しておいた)
この中に「櫻花」が展示されています。
櫻花です。車輪など、ついていません。これに乗った若者はいったいどんなことを想い敵地に向かったものでしょうか・・
掩体壕の外側・・・ 神之池神雷桜は春になるとたくさんの花を咲かせ 慰霊をしています・・
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撮影日・・2023年03月25日