徒然草

つれづれにさまざま書いています。

池花池の淋しい白鳥さん・・

 

   池花池    小美玉市部室地区

 

オオハクチョウです。たった一羽・・

 

ウォーキングがてらしばらくぶりに池花池に寄りましたら、一羽白鳥がいるではありませんか。びっくりしました。

冬の間、おおよそ100羽もいたオオハクチョウたちは北へと帰ったはず・・

しばらく静かな池でしたが・・

 

長年池の白鳥たちにエサをやり続けている方にお会いしました。

聞いて見ますと・・

「ここから数キロ先の遠州池でどうやら怪我をしてしまって、しばらく遠州池にいたんだ。エサをあげたりしていて、その間にみんなは北へ帰っちゃって。元々池花池に冬中居たので、いくらか良くなってここに戻ってきたんだよ。冬中エサを食べていたから、寄ってきていま、パンを食べたところ。食欲もあるし元気そうだよ」・・と。

 

「これからシベリア方面に帰れるんですか?」

「いや、帰らないね。一羽だと大型の鳥などや休んだ時に狙われやすいから、帰れない。ここで冬が来るのを待って、仲間がやって来るのを待つだろうと思うね。」

「夏の暑さな大丈夫?」

「日陰もあるし、結構強いから、大丈夫だと。千波湖にも年間いるしね。ここは羊草があって、羊草の根っこは彼らは大好物だから、エサには不自由しないしね。

かわいそうだけど、池の中にいれば安全だね」

・・とおっしゃっていました。

 

家族も・・置いて行っちゃったのね・・

 

たった一羽だと、何とも悲しそうだし寂しそうだし・・

でも、ここに帰って来てから、ご近所の方たちがパンをあげたりしてる・・って言っていましたね。

「食パンは2枚半食べると、お腹一杯になるんだよ」って。(笑)

2枚半も食べるのかあ。(笑)

白鳥にエサをあげたり見守ったりしているんですね。

怪我は完全に治ったのかな・・

 

 

長年白鳥にエサをあげたり、観察しているご夫婦・・

この姿を見た白鳥は、す~~~っとすぐ寄って来たそうですよ。

ちゃんと認識しているんですね。

 

今年も猛暑だというから、がんばって生きてほしい・・と切に願っています。

 

ヒツジグサな繁茂する夏場です。

朝だったので花は咲いていませんが、お日様が上がると真っ白い花が池前面に開きます。とてもきれいな風景です。

 

 

 

 

 そう言えば・・先日NHKテレビで千葉県印旛沼手賀沼コブハクチョウが住み着いていて、田んぼなど被害に合っている。子育てもここでしていて何とかしなければ・・」と放送していました。

おおよそ100羽(?)もいて、渡りをしないようで、田んぼの稲の根っこを食べたりするので困っている・・と。

田んぼにエサを求めている様子。

そうなると、農家の方も困るでしょうね~~

越冬して、夏も大丈夫。やはりその地に順応するんでしょうか。

 

とにもかくにも、こちらの白鳥さんが無事毎日を過ごせるように、見守ってあげたいですね。

また見に行って白鳥さんに逢ってきます。(#^.^#)