※ 法相宗徳一法師御小屋跡・・
徳一法師がこの地に薬師如来を祀るに当たり、使った小屋【作業小屋】跡・・
※「筑波四面薬師」・・とは。
奈良時代の末期、法相宗を学んだ「徳一法師」は20歳の時、京都から東国にやって来ました。延暦元年(782)筑波山に「中禅寺」を創建。このお寺が筑波山神社の下にある 今の「大御堂」です。
万民安楽を願い、この中禅寺の守護のために、筑波山の四面に「薬師如来」を安置しました。
歴史は「廃仏毀釈」などで、その薬師堂が失われたところなどもありますが、いまも残されている薬師堂があります。
今回、「薬師古道」を歩き、奥にあります「菖蒲沢薬師堂」を目指しました。
※ 薬師古道 菖蒲沢公民館から薬師堂に続く古道。
また、途中から分かれて、さらに奥の庚申塚方面に行く山道。
石岡市(旧八郷町)菖蒲沢地区
※ 新緑の中の氏神さま・・薬師古道に入ってすぐ。
新緑の山並みがきれいです。まだまだ入口です・・
※ 長男から送られてきた、薬師古道と菖蒲沢薬師堂あたり・・
(クリックで大きくなります)
これで見ますと、車を置いた菖蒲沢公民館からお薬師様まで、おおよそ550メートルとなっています。
しかし、道は細く舗装などされていませんし、大きな石があったり、石の急階段が結構あったり・・で、550mも大変でした。
靴もそれなりのものを。ヒールでは無理そうですね。
また雨上がりなどは危ないです、落ち葉で滑ります。
とにかく、ゆっくり・・と歩きました。
※ 馬攊神(ばれきしん)・・馬の守護神だそうです。
薬師古道はある程度整備されていますが、落ち葉が積もっていてゆっくり進むのがお勧め。
※ 三十三夜供養塔・・
このような急こう配も、ママ、あります・・
※ 巨岩に掘られた「氏神さま」・・
※ 不動尊
細い参道の脇に、山桜の古木あり。
険しい参道に植えたものと思われます。山桜の花は、もうすでに終わっていました。
※ 天白稲荷神社・・
お狐さまが護っています。
赤く塗られたお顔・・元は全体が赤かったかな。
とても威厳のある厳しいお顔をしています。
山桜や常緑の木々がうっそうと茂っています。
杉の木がこんな事になっていました~~(@_@;)
もう、この辺りで、息が切れました(笑)
やっとこの辺りで、薬師堂まであと150メートル・・
フラワーパークや、龍神様方面への分岐点になっています。
この、古道を歩くハイカーも多いと聞きました。すごいですね。
※ 薬師古道は菖蒲沢薬師堂まで続いています。
写真の都合上、この先は次回に回します。 続く・・
※※ ご注意・・お車は菖蒲沢公民館までしか入れません。小型車がいいかと。
その下の「朝日里山学校」に車を置いて、県道138号を歩き、「薬師古道案内板」があるので、そこを右に行くと、公民館があって、そこから薬師古道に入れます。
こちらを参考にさせて頂きました。ありがとうございます。
撮影日・・2022年05月03日