７月２日。
ニューメキシコ。月の４分の１もある超巨大物体が地球に接近している、と、
宇宙センターから報告を受ける。
それは宇宙からやって来た異星人の宇宙空母だと分かる。
人類は、母船からやって来た街を覆うような巨大な宇宙船に好意を寄せ、旗を振ったりメッセージを見せたりと余念がない。宇宙からやって来た友だち・・と。
ところがである。突然その宇宙船から閃光が走る。一瞬にして街は火の海になり、破壊されてしまう。
逃げ惑う人々、容赦なく襲う閃光。 宇宙船は地球を乗っ取りにやって来た宇宙人であった。
７月３日。
ワシントン・ＮＹ・ロサンゼルス・・もはや廃墟と化した。
このままでは地球は滅亡である。戦闘機が繰り出し、攻撃をかけるが、全く太刀打ちできずことごとく撃ち落されてしまう・・
米大統領は、地球の存亡をかけ、宇宙船に核爆弾を打ち込むが、それも失敗に終わる。
7月４日。インデペンデンス・デイ（独立記念日）。
ついに大統領指揮下、史上最大の作戦に出る。
宇宙船の母艦にコンピューターウイルスを侵入させる計画である。それによって
相手のシールドを弱らせ、その間に攻撃をする・・と言うもの。
選ばれたヒラーとデイビッドは、その任務に着き、超巨大宇宙船、母船へと向かうのであった・・
「今日から7月4日はアメリカ一国だけではなく、人類全体の独立記念日だ」
と演説した大統領。
たった３日で、地球は襲われ、なすすべもなかった人類だけれど、たくさんの人の頭脳と、知恵とが地球を救うべく、立ち上がる、そんなパニック映画です。
１つの街を覆い尽くすような巨大すぎる宇宙船が突然現れた時、多くの人々は、「彼らは好意的だ！」と、思い込む姿に、人間のほとんどの人々は優しい心を思っているんだと、思いましたね。
あんなものが現れたら、一体どうするのでしょうか。
絶対人類よりも優れた頭脳を持っている・・と考えるでしょうね。
好意的？・・いや、地球を狙ってきた、と、思う方がいいのかもしれません。
まあ・・そうなったら、私などきっと最初に死んでしまっていると思います。（笑）
たった、３日間の物語が、この壮大な映画です。
※ 宇宙戦争
レイは、妻と離婚しその子供たちは妻に引き取られ、孤独な毎日だ。
そんな折、娘・レイチェルと、息子・ロビーを預かったが、特にロビーとの意思疎通はない。
ある朝、レイは稲妻が何回も街の同じ場所に落ちるのを見た。
街の電気はつかなくなり家電も自動車の電池もダメになっていた。
稲妻の落ちた場所に、人々が群がって見ていると、大きな地響きとともに、
巨大な、三本の足を持った「トライポッド」が現れたのだった。
それは次々と人々を殺傷し、街を破壊していった。
その巨大なトライポッドは次々と現れ、いまや、逃げ場もないような状態となる。
レイは二人の子供を連れ、必死でその巨大なものから逃れるべく
街を出ることにした。母親のいる街に行こうと決心をした。
人類も只見ていた訳ではない、侵略者に、軍隊が出動、各地のたくさんのトライポッドに攻撃をするが手も足も出ないありさまに、人々は只々、逃げるのみである。
トライポッドは人間をとらえ血液を吸い取っていた。
レイもその悪魔に捕えられるが、たまたま持っていた手りゅう弾を打ち込み、人々と共に助かる。
途中、息子のロビーとはぐれてしまい、いつ自分と娘も殺されるか分からない状況である。彼の目からおびただしい涙があふれた・・・
そんな時である。
レイが見たトライポッドに、野鳥が止まっていた。
彼は、そのトライポッドはシールドを張れないでいることが分かる。
シールドが無い悪魔に俄然軍隊が動き出す。
次々と、宇宙からやって来たやつらは、攻撃されて倒れていった・・
恐ろしい映画です。
人類が誕生する以前から、かの宇宙人は、トライポッドを地球のありとあらゆる場所に
埋め込んでいたのです。時期がやって来た時、地球侵略へと突き進んで行ったわけでしょう。
そんな事を微塵も感じなかった人類です。
さて・・
なぜ、三本脚の巨大トライポッドはシールドを張れなくなったのでしょうか？
なぜ、急に攻撃をやめたのでしょうか？
それは、地球上に「あるもの」・・が脅威となったのです。
地球を救ったものは・・？
それはね。 秘密です。（笑）
まあ、ここまででもかなり・・ネタバレですけど・・（笑）
地球は人類のもの。
地球外生命体が、みな「友好」ではない！という、映画ですね。
何回見ても、ハラハラする展開で、とても素晴らしい傑作映画だと思います。(#^.^#)
ＳＦ映画、好きです！！ （笑）
