明け方かな・・夢を見ました。あくまで「夢」です。
いやにリアルだったので、よく覚えています。
夢・・と言ってしまえばそれまでですね。他愛もないものです。
観光バス乗車時代・・
まだ結婚前の独身でした。
大きな建物の中の大掃除を、みんなでしていました。しばらくして・・
ふと、周りを見ると、誰もいなくなっていました。
大きな建物の中に、だあれも。
びっくりして、玄関(?)に出ると、そこに一人、ガイド時代の先輩がいまして。
(高校卒業して、県内のバス会社の、観光バスに勤務しました)
「あら!もうみんな、次の場所に行っちゃったわよ。」って、言うんです。
私、取り残されてしまったようで、涙が出そうに。
「困ったわねえ。かなり遠いし」と。
その時です。1台の観光バスがやって来て、私の横で止まったんです。
そして、ドアが開くと、O堀さんが運転席にいて、
「早く乗れ。連れてってやるからな」・・って。
「乗りなさい、これに乗っていけば、次のところに着くからね」って、先輩。
O堀さんは、小さく笑い、
「O沼、置いてかれたのかあ」と。
先輩は、ガイド時代、よくしてくれた大先輩。O堀さんは、私が入社した時は、ベテランドライバーで、寡黙な人で、ちょっと怖かったけど、とても優秀でした。
運転席の後ろに乗って、先輩に手を振って、バスは出発。
寡黙なO堀ドライバーは、あの当時のまま。それでも、私を気遣って、あれやこれやと話をしてくれました。(内容は忘れた)
どの位走ったか、高速を降りて、一般道から、何とかなりの山道に入っていきます。
それが急斜面で、周りは崖の様な切り立った山、山・・で。
いやはや・・怖いのなんの。
「だ・・大丈夫?道、違わなくないんですか?」
「ああ、うん、こっちの道だと、近いからな、かなり早く着くから。みんな先に行っちゃって待ってるだろうから、近道だよ」・・って。
でも、まあ!急な下り坂道だの、バスの脇は崖だの・・もう、ドキドキ物。
(これはきっと・・「ぽつんと一軒家」・・のせいだと笑)
「大丈夫だから。俺の運転は確かだったろう?O沼は(旧姓)寝ていろ」って、紅い布団を投げてよこしました。(どこから出たんだろう?笑)
で、それにくるまっているうちに、寝てしまいまして・・・
なにか・・彼が言ったんですね、その時。
肝心なことは・・忘れました・・☆ そこで目が覚めちゃった・・(^_^;)
何を彼が言ったのかぁ・・う~~~ん・・・・
15年ほど前、やはり夢で、X坂ドライバーに、石岡市のメイン道路で行き合ったのですね。彼はお客さまを乗せていて。
「あ!X坂さんだ!」って思った瞬間、彼が、運転席の横の窓から顔を出して、
「O沼あ!この先で、仕事終わるから、来いよ」って。
急いでそこに行くと、お客さんを下ろし終えて、待っていてくれた。
「久しぶりだなあ・・元気にしているのか?」って。
「俺も元気だよ、まだこうして観光バス乗ってるしな。O沼と行った旅行も、楽しかったなぁ・・覚えているよ」・・って。にこにこして。
「また、会えますか?」って聞いたら、「もう年だから、観光バスは下りるよ」って、言って、「また会えるよ、きっとな」・・そう言って、あの頃したように片手あげて、さよなら・・ってしました。
その夢を見た時、いやにリアルだったので、ガイド時代の先輩に電話をかけたんですよね。訳を言って、「夢の話だけど」と私が笑ったら、思いがけない言葉が返ってきた。「彼、病気で亡くなったって聞いたわよ」・・・って。
「つい最近らしいわよ、きっと、あなた、X坂さんと組んで、よく旅行に行っていたから、会いに行ったんじゃないの?」って。
そんな事って・・・って、愕然としました・・
そんな事があったので、今朝がた見た夢が、なんか・・心にひっかかっています。私がガイドになったのは、18歳。その時に観光バスドライバーだったのは、定期バス乗車で10年無事故無違反の優良ドライバーが、6人いまして。
O堀ドライバーは一番年長で、たぶん、20歳は上だったような気がします。
ですから、ご健在なら、90歳くらい??
いい齢になられていると、思いますね。
ちなみに、X坂さんは、54歳で亡くなられたようでした・・
消息も分からないし、分かったとしても、このコロナ禍ですし、会いにも行けませんね。まあ・・・夢と言ってしまえばそれまでです。まだまだお元気のはずです。
さて・・がらりと変わって。(笑)
長男に「撮って来て」と、言われて、とある場所に桜撮影に行きまして。
山桜や、八重桜がいっぱい咲いていました。下の公園の辺りから、上の山のてっぺんまで行って、撮影をしました。
よく長男に「あっちも撮ったよね?」なあんて、言われたりするからって、何も言われないように、隅々まで撮った・・と、思いながら、満足して家に帰りました。
そうしたら、長男が、「土曜日、あそこに行ってみようと思うけど、お母さん、行く?」って。
あんたに言われて、昨日、行って来たのに・・と思ったけど、せっかくだし・・と、また土曜日に長男とその公園&山の桜撮影に。
やっぱり長男は、私よりも倍は写真を撮っています。
「あっちも行って見たの?」と、山を指差しましたから、「もちろん行ったよ」と言いまして。二人で山を登りつつ、写真を撮ったりしまして。
頂上に着いて、長男が、「あそこに、観音さまがいるんだよ、ちゃんと、撮った?」と、言いだしました。観音さま??そんなの・・昨日は無かったはず・・と。
でも、言うと「撮らなかったの?」と言われそうでしたから、そしらぬふうで、観音像と、桜を撮りまして。(笑)それが巨大な観音像だった・・(笑)
と・・長男が、「お城はなぁ・・ここに桜が無いんだよなあ。天守閣あっても何にもならないよなあ・・」って言ったんですよね。
「城!? 天守閣??」びっくりしました。昨日はお城なんて無かったんですもの。
振り返ると、ド・・ドーン・・!と、真っ白な天守がそびえていました。(笑)
「一応、撮っておこうか」って、長男。
「う・・うん。そうだね、来た記念だしね」って。当然そしらぬ風で。(笑)
で、目が覚めまして・・・(笑)
実は最近、茨城空港に行く道路が完成して、そこの道沿いに、八重桜が一本あったんですよ。それも長男が見つけて、知らせてよこしました。
そんな事があったために、写真を撮りに行った・・なんて夢を見たんじゃないか・・と。(笑) しかも、撮り損ねた・・夢。(笑)
観音像も、天守閣も、無かった。あんな大きいものを見落とすなんて・・と言う夢。
いやはや・・・・桜、さくら・・で、4月も終わり、でもまだまだ、葉桜もありますからね。
そんなこんなの・・
2題の夢のお話。くだらない・・ですかねえ・・・(笑)(笑)
なんか・・桜の方はいいとしても、昔のドライバーの音信だけでも知りたいなぁ・・・と。(^_^;)
天神夫婦桜・・ 樹齢・・500年
山桜と江戸彼岸系枝垂れ桜が、仲良く夫婦のようです。
天神さまの祠があります。