徒然草

つれづれにさまざま書いています。

彼岸花・咲いた・・

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我が家の彼岸花が咲きました。

今年は、彼岸花の開花がだいぶ遅かったようですが、日中は夏の気温となっていますが、朝晩はだいぶ涼しくなって、お花にとっても良かったのかもしれません。

我が家に登る道沿いに数年前に主人が植えた球根。

長男の家を建てたので、道のさらに上の方に移植して、心配しましたが、今年もきれいに咲いてくれました。

お彼岸の頃よりも遅かったのですが、たくさん咲きました。

 

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咲きはじめは、こんなふう・・

彼岸花は、ある日突然茎が出始め 花をつけます。

二週間くらい咲いていて、花は枯れて・・その後に、緑の濃い色の葉っぱが、もっさり・・と出てきます。

「花は葉知らず、葉は花知らず」・・・

そんな言葉を聞きます。 彼岸花・クロッカス・イヌサフラン・・なども、このお仲間でしょうか。

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昔は、田んぼのあぜ道などに咲いていました。

この彼岸花、根に毒があるから。田んぼのあぜ道にモグラや鼠が穴をあけるのを防ぐために植えたとされます。

私の育ったところでは、お墓にもたくさんあったのを記憶していて、真っ赤なので不吉な花・・等とも聞きました。

しかし今は、その特異な形とかわいらしい姿が好まれ、あちらこちらに植えられています。

お花もこうして愛されれば、さぞ、幸せでしょうね。

お花には、何の罪もありません。

 

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我が家の入り口・・植え替えてもきれいに咲きそろいました。

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彼岸の彼方・・あちらの世界に、義父も義母も、そして、実家の父母、弟までも逝ってしまって。何とも淋しい気がします。

弟はたったの50歳で。

父は難病で60歳で逝ってしまいました。

私は・・その父の年をずいぶん超えてしまいました。

そんな事を考えるにつけ・・涙が出てしまいます。

 

 

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