徒然草

つれづれにさまざま書いています。

「君の名は」・・


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「きみの名は」


監督・・新海誠


千年ぶりの彗星の来訪を1ヶ月後に控えた日本。
テレビではその彗星のニュースが頻繁に流されている。
山深い街に育った三葉は都会に憧れる女子高生。
自宅は古い神社。祖母と妹と暮らしている。

東京で暮らす瀧もごく普通の高校生。
レストランでアルバイトをしているが、同じバイトの先輩に仄かな憧れを抱いている。


そんな二人はある夜、夢を見る。見も知らぬ相手になっていた・・
その後、頻繁に意識が入れ替わるようになって、二人は気づく。
「入れ替わってる!?」・・・と。

瀧は入れ替わっている女子高生に会いたいと思うようになる。
入れ替わっている間の風景や街の様子など等を調べていくうちに、
とても重大な、とても信じられない事に気づいていく・・
また三葉も、滝に会いたいと願い、二人の望みはかなえられたか・・のような気がした・・



孫が見て、良かったと言うので、見に行きました。
淡々と進むストーリーです。アニメとも思えない美しい田舎の風景や、きらっびやかな都会の様子などが描かれます。
いつもと変わらない日常の中に、只一つ違うのは、
天空にまっすぐ伸びている、「彗星の軌跡」
テレビでは毎日のように、「1000年ぶりの彗星」を報道しています。
地球に近づくと燃え尽きる・・はずの彗星です。
どの番組も、「きれい」とか、「今日の彗星」とか伝えています。

入れ替わりが頻繁に起きるようになり、お互いに仄かな憧れを抱きますが、
なかなか会えないのには、なにかがあったはず。


ちょっと切ない映画です。
君の名前・・「誰だった?」「あなたの名前は?」
そう自分に問いかける二人がとてもかわいらしく、また切なかったです。
アニメと言えども涙が出ました。

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