※「デイ・アフター・トゥモロー」2004年作品
監督・原案・・ローランド・エメリッヒ
字幕翻訳・・戸田奈津子
地球温暖化により、南極の棚氷が解け始めた。
調査中、その棚氷を見た気象学者の「ジャック・ホール」は、将来、地球に氷河期が訪れる、と説くが大統領などは冷笑する。しかし、その数日後から世界各地で異常気象が発生、巨大なヒョウ、超巨大な竜巻、また、オイルが凍結し、ヘリコプターが墜落・・等などが、世界で起こった。
ジャックの息子のサムがいるニューヨークには、豪雨と巨大高潮が押し寄せる。ジャックの予想した氷河期が、将来的・・ではなく、いま起こり始めていた・・
唐突に起こった氷河期にパニックになった人々を描いた作品です。
現実味がないような作品ですが、実際に温暖化は進んでいますし、調べると「ラーセンB棚氷」が2002年に大規模な崩壊を起こした実例もある・・とのこと。(ウェキペディアより)
ジャックは急激な急変の中、息子のサムを助けるべく、ニューヨークへ向かうが、サムはサムで、仲間と意見が食い違ったりとしている。やっとのことで、図書館に逃げ込んだ彼らは、サムを中心に 館内の本を燃やし続け、暖を撮ることになった・・
果たして、急激な気象の変化のさ中、父親のジャックは息子と再会できるのか・・
かなりインパクトある内容ですね。
映画館で見た時は、怖れさえ感じました。
いま、温暖化が叫ばれています。このまま、極の氷が解けてしまうと、暖かくなるのではなく、「氷河期になる」のだという事。気温も年々下がり、恐ろしい事態になるそうです・・
※「ディ―プインパクト」1998年作品
監督・・ミミ・レダー
制作総指揮・・スチーブン・スピルバーグ
字幕翻訳・・菊池浩司
リオは天文観測中に彗星を発見。その事をウルフ博士に伝えたが、博士はその巨大な彗星が、地球に衝突する・・と計算したが、交通事故死してしまう。
一年後、キャスターのジェニーは、大統領の合衆国民に向けての重要な内容を目の当たりにする。それは、巨大な「ウルフ=ビーダーマン彗星」が地球に衝突すること、そして衝突回避の「メサイア計画」の発表である。
メサイア計画とは、アメリカとロシアの合同での作戦で、彗星に乗り移り核爆弾で彗星を爆破するというもの。ベテランパイロットの乗るメサイアで彗星に到着、犠牲を払いながらも各爆弾を仕掛ける、が・・
爆発によって二つに割れたものの、粉みじんにはならず、失敗に終わった・・
この失敗によって、次なる計画が発表される。
「ノアの箱舟」である。各国はもうすでに、地下空間に二年間永住するため計画を起こしていた。アメリカ大統領の訓示により、100万人収容可能なシェルターに避難することに。しかし、避難者は50歳未満。つまり国民の大半は犠牲になることに・・・・
やはりパニック映画ですね。
空恐ろしい映画です。
見ている方も多いと思いますが、巨大隕石、彗星が地球に落下・・とあっては、大気圏すら役に立たない事は、よく知られています。
パイロットの乗っているメサイアが 最後の最後に活躍します、地球は・・いったいどうなったのでしょうか・・
最後までハラハラドキドキの映画です。
※ アメリカ大統領に「トム・ベック」氏が出ていますね。
彼は、結構大統領役でいろいろな作品に出演しています。大統領らしい大統領になっていて、好もしいです。
二つとも、近い将来起こりうるような事態を含んでいます。
地球温暖化・巨大彗星の接近・・・等、いまの地球で防げるものでしょうか。
怖いですね。(・o・)