徒然草

つれづれにさまざま書いています。

静かなお盆です・・

 

今日は朝から雨で、そのせいか気温も上がらない日です。

夕方、長男一家がやって来るようなので、雨が降らないといいですね~

 

今年も親戚も来ませんし、主人と長男の、新盆参りも終わって、静かなお盆です。

義父義母も亡くなっていますから 主人の兄弟たちもコロナの影響もあって来ません。

そんなこんなで今年、盆棚を座敷ではなく、仏壇前に設置しました。もう、座敷まで運ばなくてもいいかな・・と。

自宅で用意した「吊り提灯」も去年壊れてしまい、提灯もこの一対になりました。

 

14日の夕方、仏さま方をお迎えに行き、今は我が家でお過ごしのことと思います。

毎年書いていますが、昔々、我が家はこの辺りでは大きな庄屋だったそうで。旅人も泊まったりしていたそうで、中には病気煩いで亡くなった方も多くいたそうです。昔のことですしね。

で、お墓にはそのお客人たちも我が家で眠っていて、お盆には連れだって帰って来ると、よく舅、姑が話して聞かせてくれました。

なので、ご飯は我が家のご先祖様の分と、お客人の分と差し上げます。

お客人たちは、「申し訳ない・・」と、盆棚の下の方で召し上がる・・とかで、下にお供えします。

 

農家では、こうしてお客人の分も用意するお宅も多いと聞きますね。

お盆には精進料理。農家で取れたものを料理して差し上げます。生魚などはもってのほか・・と、よく義母ちゃんが言いました。

なんか・・いまの世の中、いいのかなぁ・・と。(笑)

まあね、昔からの風習ですから。

ご飯は、朝晩です。夜は麺類、朝はご飯みそ汁です。

 

盆提灯もたくさんありましたが、いま残っているのは一対のみ。

組み立てるのも、一年たつと忘れがち・・(笑)

この提灯があるうちは、目印に明かりをつけようと思いますね。

 

「大和っち」その前の「勇気くん」、にゃんこの「なあごくん」も来たかなぁ・・

 

 

 

☆彡 先日ぼーっとテレビを見ていましたら、盆棚を飾らない・提灯なんてなおさら・お迎えにもいかない・だいたい、「お盆て何?」・・・って。(笑)

東京など都会では7月半ばにありますが、それが旧盆に変わってきたのは、7月はまだ農家など忙しいので 作業がひと段落する8月になったとされています。

ですから都会を除いて、だいたいが8月らしいです。

お盆という行事もなぜやるのか・・と分からなくなっていくのかもしれません。農村部でも「魂が帰って来るとはおかしい、もうとっくに生まれ変わってるでしょう」(笑)なんて、言う方もいますしね。(笑)

 

戦後生まれの方々がいなくなると、お盆だのお彼岸だのって、消えていくのかもしれません・・それを受け継がせるのも私たちの年代かも・・知れません。

そういえばテレビ番組で(笑)

いま、お墓を持っていない方が多いそうです。「墓じまい」をし、樹木葬などにする方も多いようです。それは、我が子たちに負担をかけないため・・だそうです。

 

いろいろ考えさせられる、お盆です・・