徒然草

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渡満道路の桜並木・・②

 ※ 満蒙開拓青少年義勇軍内原訓練所之碑 ↑

 

  渡満道路   水戸市内原町1497-16~水戸市小林町1186-89 辺り

 

上の写真の「内原訓練所跡地」の前から 常磐線内原駅に続く桜並木が「渡満道路」と呼ばれている桜並木です。

 

※ 渡満道路とは・・

満州【中国東北】に渡ること。昭和13年に出来た「満蒙開拓青少年義勇軍内原訓練所」での、農事などの訓練を終えた16~19歳の若者が満州での実習などに向かうために訓練所正門を出、常磐線内原駅まで行進した道路。 (内原郷土史義勇軍資料館HPからお借りしました)

 

まさに ここを出て桜の中を進軍して行ったと思われます。

貴重な財産の染井吉野の並木道です。

3ヵ月間さまざまな訓練を受けて 父もここから出発したのでしょう。

染井吉野は 「桜花」と呼ばれ、軍の大切な花となっていたようです。

あの「パッと咲いて、パッと散る」染井吉野の様子を 若者たちは心に刻み、ここを出て行ったのでしょうね・・

 

いま現在、おおよそ100本の染井吉野の桜が並んでいます。

年月も経っていますので平成5年・平成7年と70本を補植されたそうです。

 

 

 

   この立て看板に桜の事など載っています。

  

桜の咲く春、渡満道路を歩いてみたいと思っています。

 

 

 

 

手前が「内原訓練所跡」 そこから並木が続き左手の方に道路が続いています。

 

 

  ※ こちらは郷土資料館。

この中に、「日輪舎」が復元されている(訓練生の宿泊所)という事です。まだ訪ねていません。コロナが収まってきたら行って見るつもりです

 

 

 

思いがけず実父の、母との結婚前の若い時期の事の詳細の分かった内原訓練所跡地でした。感慨無量です。

 

 

 

※ 渡満道路を反対側から見てきた写真です。

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撮影日・・2022年07月23日