航空殉難慰霊碑 石岡市弓弦(旧八郷山中)
山桜の古木
旧八郷町の、筑波山からしばらく降りてきた山中に、ひっそりと慰霊碑が立っていました。慰霊碑のそばには魂を護るかのように数本の山桜の古木が天を衝いています。
※ 航空殉難慰霊碑・・(元小桜村弓弦地内)
昭和19年6月13日昼ごろ、水戸陸軍航空通信学校の輸送機が濃霧のためこの地に激突。計8名が即死。墜落地点の目印に桜植樹。その後の昭和31年7月、地元の山主勇者が「航空殉難慰霊碑」を建て冥福を祈っている。(張り紙より)
山桜は植えられてから今年で78年経っているようです。
山中のために背が伸び、枝先は天空にそびえていました。
8名の方々は戦時下でもあり、さぞ無念だったことでしょう・・
せめて山桜の花の時期、花を見て魂が安らぎますように・・
静かな山中に建つ「航空殉難慰霊碑」・・
撮影日・・2022年05月03日