蛇盛塚のしだれ桜
しだれ桜・・
樹齢・・120年
西暦830年ごろ、この先一里ほどの村で水田に水を引く工事を行った。
それはそれは難工事であった。
その際、そこに巣食う大蛇に出くわし
村人数十人で退治をした。
その際、胴体からむらさきの血が下流に流れ、その川は紫川と呼ばれるようになった。
また、大蛇の頭が川下まで流れ着き 村人によって、手厚く葬られた。
その地が今も史跡として残り、この蛇盛塚(蛇盛稲場)。
住民は、その労苦と霊を慰めるため、薬師堂を建立。
その後の廃仏毀釈により、別の寺に安置された。
明治の初期、蛇塚所有の飛田家先祖により
三春滝桜の地で求めた桜が 植樹されたといいます。
現在、その桜は「蛇塚のしだれ桜」として、多くの人に親しまれています。