徒然草

つれづれにさまざま書いています。

ちょっと思うこと・・

    

 

石川県では まだまだ余震が続き1000回以上と。

またお亡くなりになった方も200名を超えています。いまもまだ行方が分からない方もたくさんいらっしゃり 悲しいですね。

ちょうど真冬の気候で 寒さも一段とあり、お体も心配されます。

 

今朝、ワイドショーでいまの状況を見ていました。

何でも 地域の方皆さんでほかの地域に しばらく住む・・というお話。この状況では、どなたもそれに反対はしないとも、思われます。住んでいた家もなくなったり 電気や水道も今のところ 使えない・・となれば 地域住民が揃って同じ場所に移るのも仕方ないこと、ご近所の方が一緒だと心強い・・と、思います。

 

テレビレポーターが、そんな方々にマイクを向けました。

「ここを離れるのはどういったお気持ち?」とかなんとか。

「仕方ない・・」という方。

「離れたくない。ここで産まれてここで生活してて・・でも・・いまは家もないから・・」・・と、その方は泣きました。

 

私も泣きました。本当にお気の毒ですもの。

でも・・レポーターの心ない問いが なんか許せません。だって、一瞬にして何もかも無くした方々に、そういった言葉を投げかけて、いいものでしょうか。

いまは、「頑張ってね」の言葉さえ、かけるべきではない・・といいます。まして、こんなレポートをするなんて・・非常識だと、私は思います。

 

寒い中です。少しでも暖かい場所に居させてあげたいものです。

いまはまだ、未来を見つめるのはできません。