小美玉市6号国道の桜並木。
ソメイヨシノの木がずら~~っと並んでいて、結構有名ですが、その並木の空いたスペースにいま、薄いピンク色をした桜が数本並んでいます。
「ジンダイアケボノ(神代曙)」です。10歳といわれています。
ジンダイアケボノは、ソメイヨシノの後継樹とされている桜です。
ソメイヨシノが病気に弱いことを知っていますか?
※ ジンダイアケボノ
日本の春・・といえば、ソメイヨシノ。日本の桜の、おおよそ8割がこの染井吉野とされています。病気に弱く、特に「テングス病」という病が厄介です。伝染病なので、並木などの一本がかかると次々に伝染します。
そのために、後継樹とされた桜が、ジンダイアケボノなのです。
日本からソメイヨシノがアメリカに→ソメイヨシノとの交雑種誕生(アケボノ・akebono)→日本へアケボノ逆輸入→神代植物園で接ぎ木して育て→そのうちの一本がアケボノとは違う品種に→これがジンダイアケボノ。
神代植物園誕生と、アケボノという名前から、ジンダイアケボノ(神代曙)と命名されたそうです。 (ウィキペディアから。)
母親はソメイヨシノ。父親は分からないようですよ。
薄いピンク色、花付きなど、母親にそっくりです。開花は、数日ソメイよりも早いようです。ソメイの難敵、テングス病にも強いといわれます。
今後、日本各地でこのジンダイアケボノが見られる日がやって来るでしょう。
こちらは、どうやらソメイヨシノの苗木・・らしいです。
せっかくジンダイアケボノを植えたのに・・苗木もジンダイアケボノにすればいいと感じましたが・・どうでしょう。病気にかからないようにと祈りたいです。
6号国道の染井吉野並木道。
ソメイヨシノ、水戸で満開になりました。(#^.^#)
小美玉市も見時ですね。
撮影日・・2020年03月26日