常磐神社の拝殿脇にお稲荷社があります。真っ赤な鳥居の前に、楠(くすのき)があります。残念なことに空洞化が進み、台風の影響もあって、危険なために伐採された御神木です。
樹齢、おおよそ、150年とされた大クスノキだったようです。
御神木を切るとなると、結構大変らしいです・・
中は空洞化し、そのうろの中に「ひこばえ」が映えてきています。
ひこばえとは、樹木の切り株や、根元から生えてくる若芽のこと。太い幹に対して、孫(ひこ)に見立てたそうです。
良く見ると、そのひこばえからたくさんの葉っぱが出ていて、びっくりします。
今度は、この幹が伸びて、大きな立派なご神木になるのでしょうね。
古い木になると、こうして命をつないでいくのです・・