花野井地区・富士神社
小美玉市花野井地内
うっそうとした小高い丘の上の神社です。この地域の守り神がお祀りされているのでしょう。
近年になって、あちらこちらに合った神様を「合祀」もされたようです。
青面金剛象の仏さまが鎮座していました。
携帯しか持っていなかったために、画像がすごく悪いです・・
青面金剛とは、
道の辻や、墓地などの入り口、神社の入り口等に置かれて、延命長寿の御利益があるとされる
「日月・猿・鶏・邪鬼」などが配されているとされます。
庚申信仰の詳しいことが書かれています。
昔から 私の地区では、「お庚申さま」と呼んで 12月の「かのえ猿」の夜、
農業で収穫したものを持ち寄って料理を作り、
夜、庚申さまの掛け軸をお祀りして、拝んでから、お酒を一杯と、作った「農のものの料理」を
皆で頂いたものです。
お子達も呼んで、それぞれおいしいものを食べて、遊んで・・
大人衆は、日ごろあったことなどを笑いながらおしゃべりし、楽しんだのです。
ところが、どういういわれか知りませんが、(誰も知らなかった) お庚申さまをお祀りしている間に
「地震」が来ると、またその当家で来年もこの行事をすることになります。
ですから、ごちそうを頂いているうちに、2時間が経つと、お庚申さまに一番に「お茶」を差し上げて、
飲んだかなぁ・・と思う頃、丁寧に掛け軸を終います。
で、「地震が来なくてよかったなあ」という事になって、お酒を継ぎ足していただいて・・(笑)
私の組では、いまはこの掛け軸の神様だけが回ってきて、個人宅でごちそうを振る舞い、
手を合わせて拝むだけになってしまいました。
神さまも・・・淋しいかもしれません。
花野井地区ではどうしているのか・・興味があるところです。
こんな立派な、青面金剛さまをお祀りしているのですものね。(#^.^#)
確かに、足元に猿らしき動物。邪鬼を足蹴にしています。
手には剣を持ち、良く見ると、頭の両脇に、月と、太陽らしきものが見えます。
れっきとした、青面金剛像ですね~~
地域の神様を合祀した様子。
御本殿・・