徒然草

つれづれにさまざま書いています。

「一個人」・・雑誌の魅力


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「一個人」という 写真雑誌です。

以前、長男が「いい写真が載ってるんだよ」と、教えてくれて
過去、数回買いました。
11月号は「国宝入門」でしたから、さっそく買ってきましたあ。

≪国宝の見方・基本の「き」≫
国宝となっている数々の「名画」が載っています。
長谷川等伯狩野永徳俵屋宗達尾形光琳雪舟・・・
名だたる達人・・・でしょうか。
一回は目にしたことのある名画ですね~~~

こうした国宝は東京など、大きな展覧会に行かないとめったに見られないのが残念です。
写真雑誌ですから、印刷もきれいです。
優しく解説をしており、私にもよく分かります。
思わず、はじから目を通す雑誌なんですよ。

今回の内容はもちろんどれも興味があって読んでいますが、
特に、「高松塚古墳」の有名になった「障壁画」にも、興味があります。
あの障壁画は1972年世紀の大発見!!として、大ブームになりました。
飛鳥美人」と名付けられた女性たち。
そして、あまり世に出ていない「男子群像」。
これらは当時の色彩が失われています。これからますます失われる危機にあります。

その障壁画の面々をデジタル復元して、当時の色彩をよみがえらせた・・
という、カラー写真が載っています。
当時は、今思うよりもすごく、「極彩色」だったんですねえ!
驚きました。
「女性群象」も美人ですが「男性群象」も かなりの美形です!!
昔はほっぺがふっくら・・とした顔が良かったのかしらね~~~ふふ♪

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保存版の「一個人・仏像入門」は 国内の素晴らしい仏像たち、219体が
オールカラーで収められていて、大好きな私としては「お宝」になる本です。
仏像の見方、仏像とは・・・阿修羅とは何者だったのか・・などなど・・
書店になかったので ネットのアマゾンで買いましたあ。(〃▽〃)

百済観音」・「久世観音」・「阿修羅像」そして「奈良中宮寺弥勒菩薩象」
すばらしい仏たちは いま静寂の中にいるのでしょうか・・

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今回、「OFF]という雑誌も目につきました。
これ一冊で、名画を鑑賞できます。
歌麿写楽の、描き方の違い・・など、興味満タンです。

今回「一個人」をよくよく探しましたあ。
なんと、「男性誌」コーナーにあったんです。
これでは見つからないはずです。
なんで男性誌コーナーなんでしょうか、いまいちふに落ちません。(笑・・・)

いつか、奈良に行き これらの仏像にも逢いたいと思っています。
以前、国立博物館で阿修羅像・弥勒菩薩・・に逢いました。
それはそれは感動して涙が出ました。

でも、お堂の中のちょっと暗い場所がこの仏たちの居場所だと感じました。
ほかの仏たちと共に暮らしている奈良のお堂が、静寂の世界が
彼らの世界なのでしょう…
いつか・・・逢いに行きたいものです。