おやゆび姫 いないかな？

茨城県フラワーパークに　薔薇を見に行きました。
秋の薔薇は青空の下、とってもきれいに咲いていましたよ。
香りのある薔薇のまわりはとーってもふくよかな感じ・・
ふと・・おやゆび姫がいるのではないかしら？
・・・って、思っちゃいました。(#^.^#)

大きな葉っぱの「トチノキ」です～～
こうした葉っぱを見上げると、「菱田　春草」の「落葉」を思い出します。
春草は　大観とともに茨城の五浦で日本画を模索した有名な画家です。
当時は貧困にあえぎ、目を患い　療養をかねて東京の武蔵野に転居しました。
１年半後、目は回復しました、その当時武蔵野の雑木林を何度となく歩いたと言われ、
繊細な日本画を数多く残しました。
私はその武蔵野の雑木林を描いた「落葉」が一番好きです・・

トチノキやユリノキの大きな葉っぱは　きっと春草も大好きだったに違いありません。
３８歳で亡くなってしまった春草。
あの大観が、「春草がいたら私はもっと画が上手になっていたであろう・・」
と言わしめた画家、菱田春草の落葉の世界を思い描きました・・