出羽三山めぐり・・
国宝 五重塔・・
いよいよ最終目的地の
国宝・五重塔見物です。
先ほどの「三神合祭殿」から、
来た道を降りてきました。
石の階段を下りて登って・・
およそ200段・・を行かねばなりません。
「足元に気を付けて」と、添乗員さんの言葉でした。
随身門・・・神域に邪悪なものが侵入するのを防ぐ御門の神様をお祭りしています。
門の前には巨大な杉の木が・・・
「継子坂」と呼ばれ、地獄へ落ちる下り坂です・・・
足元を見ながら下りました・・・
赤い橋は「神橋」。下を流れるのは、祓川。 この世とあの世の境を流れる、三途の川・・
昔はこの川でみそぎをしてから 山頂を目指したそうです。
須賀の滝・・・・・
承応3年(1654) 8キロ先の水呑沢から堰を築き作った 人口の滝・・
さらさら・・と流れ落ちていました。
神橋からは上り坂・・
右は、天然記念物「爺杉」
羽黒山最大の樹齢だそうで、
何と・・・1000年・・・
幹回り・・10メートル
随身門から頂上の三神合祭殿までは、
樹齢300年から500年の杉並木が続いています。
その数、400本以上と言われます。
国宝・五重塔です・・・
東北地方、最古の塔と言われています。 杉の並木の奥にひっそりと佇んでいました。
平将門公の創建と伝えられています。
現在の塔は、およそ600年前に再建されたもの。
高さ・29メートル。 三間五層柿萱素木造で、昭和41年 国宝に指定されました。
塔の周りには、たくさんの小さな仏様たちが・・・
いつもはひっそりとしていて、杉の木立の間を駆け抜ける風の音が聞こえるのでしょう・・・
何とも、厳かな感じを受けました・・・
時が、止まったような気もしました。
随身門前には、 立派な宿坊も見えました。
庄内柿のジェラートは、バスを止めたところのおかみさん手作り。
柿の甘い香りがして、とてもおいしかったですよ。
本当に、すてきな旅でした・・(*^_^*)
帰りは高速道路を乗り継ぎ、まっすぐに茨城へ・・
ツアーもいいものですね。
特に見たかった、国宝・五重塔・・・・本当に素晴らしかったです。!(^^)!
たくさんの写真を見ていただきありがとうございました。 おしまい。みのりん。
撮影日…2015年7月26日