大山守大塲家 郷士屋敷ぼお雛飾り・・
中世の山城・玉造城を背に 伝統的萱葺住宅。
宿泊所にも充てられた。
水戸藩南部の藩政事務所としても。
建物は、農家造りの住居・役宅部、また、
数寄屋風の御殿部があり、長屋門を構えた屋敷です。
大塲家は代々水戸藩の、大山守を務め、20数か村の藩の山などを管理、税の徴収・訴訟・治安・・・等に携わった、とされます。
H16年から、5か年の大修理を受け、幕末期の
大山守 大塲家郷土屋敷に復元されたそうです。
向かって左手が、長屋門・・右手は通用門
長屋門は、藩主の御成りと、元旦以外は開けず、「開かずの門」と呼ばれています・・
過去、一度も火事を出したことが無く、弐代藩主・徳川光圀公や 歴代の藩主下賜の品、また、大山守の役職にかかわる、多くの古文書が、保存されているそうです・・・
大きな茅葺屋根の中に、お雛さまが飾られていました。
とても静かな・・・空間です・・・
古いお屋敷にお雛さま・・・ なんとも似合います。誇らしげでした・・・
こちらのお座敷は 左手が御殿の間、右手は次の間。奥に、茶の間・・・等があります。
思った以上に大きなお屋敷でした。
つい最近まで・・・90歳のご当主が住んでいたそうです。
でも、ご家族は・・冬が寒いので、お隣りのお家にいます・・と、笑っておられました。
火災にあった事がない古いお屋敷ですから、 映画の撮影などにも度々使われるそうです。
貴重な場所ですから、大切に使って頂きたいです。