徒然草

つれづれにさまざま書いています。

GODZILLA


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アーロン・テイラー・ジョンソン
渡部 謙




世界が終わる・ゴジラが目覚める・・


1999年 芹沢博士はフィリピンで
巨大な化石を発見する。
それは・・繭のような物が寄生していて、
何かが這い出た痕跡があった。

同じころ日本の富士山に近い地の
原子力発電所で大きな地震があり、
爆発事故が発生。
技師のジョーは妻を失った・・

2014年 その原子炉は隔離されて、秘かに調査していた。
ジョーは、あの振動と爆発は 原子炉以外の「何か」が起こした・・と 確信していた。

そんな中、その原子炉の核をエネルギーとする、 巨大生物が現れる。
それは羽根を持っており、空を飛びまわり、破壊的な威力を持つ・・「ムート」だ。
攻撃しても何も役に立たない。
そして・・・その一匹のムートは 一直線に米国・サンフランシスコに向かった。

一方、大海原に、想像もできないほど大きな背びれが見え始める。
芹沢博士は・・「ゴジラだ・・・」と、息を飲む。
ゴジラもまた、サンフランシスコに向かい、ゆっくりと泳いでいた・・

サンフランシスコでは、一匹のムートが暴れていた。
日本のムートと違う所、それは羽根が無い事。
「雄と雌だ・・・」 メスのお腹には無数の卵が・・!!

米国の総力を挙げて、二匹のムートとゴジラを倒すべく、人々は果敢にも挑んでいくが、
全く手に負えない。
技師のジョーの息子・フォードは 図らずもムートを攻撃する役を担う。

そんな破壊的な、絶望的な中、ただ一人芹沢博士は言った。
ゴジラは・・・救世主となるかもしれない・・」と。
過去の水爆実験で巨大化したゴジラには 他の巨大生物を倒すという役割がある・・
ゴジラに・・・賭ける・・・

雄のムートはメスを守るため、ゴジラと闘い、またゴジラは強敵のムートを倒そうと向かっていく・・




思い入れがあるので、つい長くなってしまいました。
ハリウッド作品で、満を持して放映された作品。

前回の トカゲのようなゴジラ・・・で、ショックを受け、「あれはゴジラじゃない!!」と強烈に感じた私です。(笑

しかし、今回こそ、ゴジラの作品に間違いはないような気がします。
日本人はゴジラに対して愛着があるようにも思えますね。


予告編では、巨大なゴジラしか出ていませんので 彼が悪役のようにも感じます。
しかし、真の悪役は オス・メス、二頭のムート・・・
それも核をエサにしていますので 太刀打ちできません・・
ムートが出現した・・その前から、ゴジラの背中が見えています。
全身を表すには、かなりの時間がありますし。
ゴジラと言えば あの、蒼い閃光を口から吐くシーン・・
見せ場はありますよ。

芹沢の言った、「ゴジラは救世主に・・」の言葉通りに なったのでしょうか・・・


最後の最後・・・涙が止まりませんでした。
おすすめ映画です。


ゴジラの映画に思うこと・・
それは、「核や化学技術、原子力関連の施設に対する疑問、
そして それを駆使する人間たちの苦悩・・」
それがこの映画の根底にあるような気がします・・


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