2014-06-02 旌桜寺跡の 旗桜・・ 茨城県・桜のお部屋・・ 旌桜寺(せいおうじ)跡の 旗桜・・ 茨城県常陸太田市瑞龍町2168 日本全国を探しても、これほどの老木の旗桜は、他には無いとまで言われている桜。 花びらの真ん中の雄しべが変化して、 もう一つの小さな花びらのように見えます。 それが、旗のように見える事から、旗桜といわれています。 が・・一本の枝に一輪、あるかないか・・の花びら。 よっぽど眼のいい方で無いと見えないかもしれません。 源頼義・義家親子が、奥州征伐の帰路、、ここで休息を取った際 旗竿を挿したところ、根付いたという伝説に由来します。 いまの木はそれから三代目のもののようです。 旌桜寺は、その昔、佐竹義篤が大沢山瑞龍院を建立した所、境内の桜が大変みごとであったので 旌桜寺の名前がついたといわれています。 また、源頼義・義家の位牌を納めた祠堂があり、徳川光圀公が建立したとされます。 赤いお堂と、朱い葉と共に咲く山桜・・ なんとも言えない風情がありました。 ちょっと見づらいですが・・・旗桜の花びらです。 大きな木ですが、この花びらは全体でも、数個・・と言われています。 撮影日・・2014年04月中旬