徒然草

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旌桜寺跡の 旗桜・・

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旌桜寺(せいおうじ)跡の 旗桜・・
茨城県常陸太田市瑞龍町2168

日本全国を探しても、これほどの老木の旗桜は、他には無いとまで言われている桜。
花びらの真ん中の雄しべが変化して、 もう一つの小さな花びらのように見えます。
それが、旗のように見える事から、旗桜といわれています。

が・・一本の枝に一輪、あるかないか・・の花びら。
よっぽど眼のいい方で無いと見えないかもしれません。

源頼義・義家親子が、奥州征伐の帰路、、ここで休息を取った際 旗竿を挿したところ、根付いたという伝説に由来します。
いまの木はそれから三代目のもののようです。

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旌桜寺は、その昔、佐竹義篤が大沢山瑞龍院を建立した所、境内の桜が大変みごとであったので
旌桜寺の名前がついたといわれています。
また、源頼義・義家の位牌を納めた祠堂があり、徳川光圀公が建立したとされます。


赤いお堂と、朱い葉と共に咲く山桜・・
なんとも言えない風情がありました。

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ちょっと見づらいですが・・・旗桜の花びらです。
大きな木ですが、この花びらは全体でも、数個・・と言われています。

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撮影日・・2014年04月中旬
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