徒然草

つれづれにさまざま書いています。

白水阿弥陀堂・・黄金色に。

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うつくしま・ふくしま。
いわき市に行ってまいりましたあ!(〃▽〃)
 
紅葉が素晴らしい!!・・という事と、 この白水阿弥陀堂のライトアップを見たい!・・
で・・息子が連れて行ってくれました。
この阿弥陀堂は 息子も度々ブログで紹介していまして、憧れのお堂だったのです。
一も二も無く「行く!!」 と返事を致しましたあ・・(笑・・・)
 
もちろん、ライトアップは夜ですけど、 その他にも紅葉の素晴らしい夏井川渓谷も行く・・という事で、私んちを朝の8時に出発をしました。
さてさて、またまたいわき市の旅です。
目的は白水阿弥陀堂・・・ こちらは何と「国宝」なんですよ。
 
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願成寺阿弥陀堂と申します。いまから850年前、藤原清衡の娘であった
岩城の国主 岩城太夫則道公の夫人 徳姫が 霊地を得て一寺を建立し、
無量寿院願成寺とし、大徳の智徳上人を第一世としました。
 
そののち姫は 剃髪し 徳尼御前と呼ばれ、亡夫の冥福を祈り、
この地を選び、阿弥陀堂を創立しました。
お堂の両側には 広大な浄土庭園があります。
白水(しらみず)・・の名は 徳姫の故郷奥州平泉の泉を分字し、
白水・・と名付けた・・とされています。
 
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ちょうど行ったこの日、境内の
大いちょうが真っ盛りでした・・・
 黄金の葉っぱは あたかも、
  篤姫の霊を慰めるように・・・
   舞い落ちていました・・・
 
陽の光に金色に輝くいちょうは
空高く雄々しく立っていました。
 
阿弥陀堂は東・西・南の三方を池に囲まれております。
さらに後ろ側は 雄大な山に囲まれています。
拝観料金はは400円・・
この阿弥陀堂が国宝に指定されています。
お堂の中には、
木造阿弥陀如来及両脇侍像 3躯
など、国指定重要文化財の仏たちが静かに瞑想しています・・
 
 
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秋のいま、 お堂を囲むたくさんの木々が色づき とてもきれいです・・
訪れる方も多く、いつもは静かなこのお堂も、ひとしきりにぎやかになるようです・・・
御仏たちは、きっとこの日を待っていたことでしょうね~~~
 
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神社やお寺 お堂などに、いちょうの木が多いのには訳があります。
いちょうの木は火に強いそうです。
いざ、火事になっても このいちょうの木が火を防いでくれるそうです。
こちらのお堂は 火事にも合わず、悠久の時をゆっくりと・・過ごしてきたんですねえ。
 
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お堂の外側からの眺めです・・
浄土庭園になっていて、一周できますので、回ってみました。
行ったこの日、北風が強くて、浄土の水がさざ波になっていました・・
静かな日ですと、この真っ赤なもみじやいちょうの黄色が 水に映って、とてもきれいだそうです。 ちょっと残念でした・・
 
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春には後ろの山々の新緑が・・ 夏には浄土庭園の古代ハスが咲き・・
秋にはもみじやイチョウの葉が色づき・・・  そして・・
冬は 真っ白な雪をかぶったお堂が見られるそうです・・・
 
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空気が澄み、 ちょっと風がありましたが、とてもきれいな日でした。
山々も色づき、 水に映る影もまた、風情があって、とても感動いたしました。
静かに佇む お堂の中の仏たちも やがてふたたび、眠りにつくのかしら。
 
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イチョウの向こうにかすかに見えていますのが阿弥陀堂です。
 
夜、このお堂がライトアップされるという事で、とても楽しみです。
でも・・このお写真を撮った時間は
まだ朝のうち・・
まだまだ時間がありますので、
いわきの紅葉などを訪ねてみました。
 
ライトアップはまたのちほどご紹介いたします。
もう言葉に出せないほどすてきでしたよ。
 
 
 
 
 
秋の一日、阿弥陀堂に手を合わせ、 次の場所に向かってみました・・(*^_^*)
 
続く・・
 
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白水阿弥陀堂 公式サイト
住所  福島県いわき市内郷白水町広畑219
 
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